カスイチ100kmショート後にメンテしたときに水抜く為にシートポストをぬいてたんですよ。
で、久しぶりにローラーするかと思いつつ、シートポストを固定・・
する前にその固定するウスもバラして洗浄したんですね。
で、ちょっとグリスを乗せたんですよ。
アルミのネジ山に。
するとね、オーバートルクかかってなめました(笑)←なにわろとんねんw
もう見ての通り奥の2山くらいしか残ってません。
これだと元のネジはかからないわけで。
で、どうしようかと思う訳で。
あ、固定する部品は・・
こういうの。ネジを締めるとウス部分が上に引っ張られてズレて、
矢印方向に出っ張ります。
この突っ張りで固定されるってことですね。
で、このパーツもそうですが、そういうフレームの消耗品を一回揃えようかと思ってたので、販売代理店となってる量販店に注文。
するとね、無いとか回答がくるわけで(笑
んなアホな。現行モデルなのに。
で、再度調査してもらってディレーラーハンガー・直付け台座・シートピラー固定ウス・BB下ケーブルガイド、そして2018年モデルで追加されてるシートピラーのダストカバーを発注。
でもね、いつ届くかわからんわけで。
最長3ヶ月とも聞いてます。
で、現状のままでは使えないのでどうしようかと思う訳で。
長いボルトに変えて残りの2巻で固定?
それとも大きいサイズのタップを立ててボルト穴も加工して大きいサイズのボルトにする?
・・と思いつつウスを眺めるわけです。
で、やっぱこれだな・・となったのが
ヘリサート。
いわゆるネジ穴再生キットです。
使い方は簡単。
潰れたネジ穴をドリルで切削、オーバーサイズにします。
で、オーバーサイズのタップを立ててネジ山を作成
で、ヘリサート(リコイル)を専用工具でねじ込んでいくと、
元のサイズのネジ穴が完成。
これのいいところはヘリサートはSUSなので、
非常に強いネジ山ができます。
アルミ基材だと安心感拡大するのは間違いなく。
で、実行
まずは
スパッとドリルで切削。
で、
タップでネジ山をつくるわけです。
で、この出来たオーバーサイズのネジ山に右のコイルを入れるんですよ。
専用工具でぐいぐいと。
ちょっとコツが要ります。
で、こんな感じに。
左のウス部分にでっぱるわけにいかないのでこんな感じに下側に出っ張らせませました。
で、一般的には塞いでる部分を専用のポンチでどついで折って終わりとなりますが、
この出っ張りもダメなので・・
ニッパーでカット。 で、ツラを合わせました。
これで完璧。
適正トルクで締めたら4巻くらいは咬みます。
で、すっごくしっかり感があります。
ヘリサート最強説(笑
ということで
無事復旧。
いやぁ、こういう作業って楽しいなぁ(笑
むかーしエンジンにトランスミッションを付ける時にエンジンブロック側のネジ穴をなめたことがあるんですね。
その時はほんとテンパりましたね。
で、この道具を知ったんですよ。
ほんと、経験って大事ですねぇ
なーんてことも思い出したり。