
さて、AIがいろいろと増えてきていますよね?
何かとうまく使えば便利ですが、得手不得手あったり。
そういう特性を日々感じているのでなんでもAIに任せるってのは偏ったことになりそうに思います。
どういうことか?
現在のAIってのは基本的にウェブの情報からそれらの回答を出しています。
つまり、そのソースが偏ったものであるならば、答えも偏ります。
マジで。
少し前までは参照するデータが半年以上前だったりもしたことも。
そういうときにオンタイムな情報を求めても正しく解が出て来ないんですよ。
その他のこともしかり。
たとえば発売したてのアプリの使い方などでウェブに情報がなければ出てきません。
AIなんて所詮そんなもんですよ・・と思っているわけですが、一般の方は人工知能みたく感じているらしく。
いやぁ 情報が錯綜してますよね。
ネットリテラシーの低い人ほどこれに引っかかってそうと思いますが、
現在のAIってのはグーグル検索で調べた内容を要約してくれるもの・・という風に理解するほうがいいです。
そんなわけですが、この偏った情報が多かった場合、どうなるか?
そんなことを試してみました。
お題は「トヨタの電動化は遅れているか?」
なかなか興味深いネタです。
ここをみていただいている方はトヨタが世界からどうみられているか?
トヨタはどうPRをしているか?
それらの矛盾や車自体の出来、もとい開発期間の短さによりネガがでていることはご存知かと。
基本的にパリ協定の取り組みの延長上に排ガス規制があり、
その結果、電動化=充電できる車が必須になっていくことは既定路線です。
パリ協定を脱退しない限り、それは間違いないわけです。
その参加国数やパリ協定が京都議定書よりも固い結束があることから、その流れは変わりません。
で、その市場で売るならば、その市場に合わせた車を作る必要があります。
つまりパリ協定からアメリカが脱退してもフォードやGMは電気自動車を作り続ける必要があるわけで。
そんなアメリカでは再エネの拡充は継続中であり、また電気自動車のインフラ整備も継続中。
それらの結果から本音と建前があることを理解する必要がありますよね。
で、とりあえずはとあるAIにトヨタのそれらについて結果的に遅れているか??・・を投げてみました。
すると日本の媒体で言われているようなことが答えで帰ってきます。
それらの答えに論点のズレがあったので、それを修正するために海外の情報をミックスしてみました。
するとどんどん修正されていきますが、それでも国内媒体の言う流れになっていきます。
で、ここで気づいたんです。
日本語でかつトヨタのプロパガンダが強ければ、その実態は見えにくくなるわなぁ・・と。
で、条件に検索するソースからトヨタが元の情報を抜きました。
するとどうなったか?

トヨタは欧州市場では5%ほどのマーケットシェアがあります。
日本の全てのメーカーを合わせた総販売台数と比較するとおおよそ半分くらいヨーロッパ圏で売れているということです。
多くの国がありますが、実態はそんな台数。
で、その日本の半分ほどの台数の10%が世界で言われる電動化(BEV+PHEV)ということになっています。
つまりどういうことか?
ハイブリット比率よりもまだ電動化は進んでいません(キッパリ
そして現在国内ではハイブリッドをHEVと言い換え、電動化の水増しをしているということになります。
上記の通り、マーケティング、つまり宣伝戦を行なっていても規制はクリアできないということですね。
はい、わたしの思っている答えに帰結しました。
そんなわけで、AIもその前提とする情報が偏っていれば正しい解は出て来ないということが改めてわかりました。
で、怖いなぁ・・と思ったのはトヨタのそれらの戦略。
一般的には電通に任せてマーケティングを云々・・と御用聞き媒体もつかって発信していくわけですが、
結果的にAIの解を誤らせるレベルになっています。
未来予測が弱いAIですが、まさかここまで影響されるとは。
ということで、皆さんもその前提条件、そして参照するソースには気をつけましょう。
注)対象の会社が自分の製品を悪くはいいませんわな。それらのPRは都合のよいようにされているということを理解しておくことは大事ですよね。こと、イメージ戦略を先行させる企業では。