さて、なんやかんやで40年前のギターとにらめっこする毎日。
溜まった汚れやサビなどを落とし綺麗にする労力のほうがすごかったり
なんかビンテージっていうのは汚れや傷に味があるみたいな風潮があるように思うんですが、個人的にはそれって手抜きの結果やん・・みたいにも思ったり。
なんちゅーんでしょーか、
屋内で使ってるもので手入れがされてるものならよほどじゃないと塗装の劣化なんて起きないはずなんですよねぇ
それに汚れや油が乗った状態を放置したら劣化はしますけど、
太陽光が当たらない状態ならクリア層表層が若干黄変するくらい。
なのでギターの角の塗装がなくなるくらいのことなんて実使用ではほぼありえないわけで。
なのでレリック加工なんか見てて「あーむりあるわー」とか思ってしまうのが私ですw
車やバイクとかのクラッシックカーはピカピカがいいとされるのに、
なんでギターなどはレリックみたいな感じになってるんでしょうねぇ
ダメージジーンズ的なノリなんですかねぇ
そんな感じで、人の趣味嗜好って色々だなぁ・・とか思うわけで。
まぁ、スレンダーか中肉中是か、それとももっとダイナマイトな女性が好きか・・みたいなのと同じですわな。
で、話を戻してタイトルの件

その40年前のギターの現在かかえている問題点をどうするか?・・の結論は電気系のリフレッシュとなりました。
ポットを交換してコンデンサーも交換。
トグルスイッチは清掃して接点復活剤投入して使います。
メインのハーネスはそのままでポット周りの配線は交換・・というか抵抗と銅線で組みます。

キャパシターはセラミックに。メイドインUSA。
フェンダーの音になったりしてw

ポットは4つともCTSに。
アメリカメーカーの定番なやつですね。
まぁ、製造は台湾らしいですが(笑
そんなこたぁいいんです。
やたらめったら評判がいいのでその違いを知っておかないとね~
国産とも悩んだんですけどね~ まぁ、知っておく必要があるかと。
で、ついでに

こういうのも交換。

そして加工の材料。
今回は銅線でボリュームとトーンポットのアースをつなぐので絶縁材料と、M8のワッシャー。
でもってヒートシンク ヒートクリップ。
これがあるだけでポットなどへの熱伝導が大幅に減りますよね。
で、ポットを比較してみましょう

もともとのポットは日本製。
径は26φで1mm大きいです。
厚みも1mmほど大きく。
大きいのはそれだけ容量があるってことで、中身もそれだけ余裕があるってことですね。
で、見ての通り、シャフトの長さが違います。

元のは18mm、CTSのは20.4mm
2.4mm差ですね
これの差をワッシャーで埋めるわけです。
ワッシャーは1.6mm。
あとの0.44 mmはロックワッシャー1mmでちょうどよくなる予定です。
※元のポットは通常のワッシャー0.7mmだけ入ってるので出面はほぼ誤差レベルになる予定。

1.6mmのワッシャーだけでこんな感じです。
そんな感じで準備だけはばっちりです。

さて、どんな風になるんでしょうね?
ちなみに

40年前のヤマハのPUの直列抵抗はこんな感じ。
ギブソンのビンテージPAFは7.5あたりが基準らしく、その基準前はもっとバラついてたとのこと。
つまり、ほぼ近い感じのPUってことですね。
まぁ、それでも味はちがうんでしょけど、そんなこたぁいいんです。
とりあえず、当時のコピー品がどうなるか?
・・というか、使い物になるようにするのが目的なわけで。
いやぁ、面白いホビーですわ。
ということで乞うご期待