

マイナーチェンジだと思ったら世のジャーナリストはビッグマイナーもしくはフルチェン相当と言っているトヨタのソルテラ&bZ4X。
本日から解禁になったのか、ソルテラは動画が湧きまくっており、この2モデルを如何に軌道にのせるか?・・を感じます。
そして皆さん、持ち上げる持ち上げる。
トヨタ系チャンネルの某氏はさんざんBEVにケチをつけていたのにbZ4Xを大絶賛。
いくらそのチャンネルで台本があるとはいえ、今まで言っていた件との差が明確で、ある意味トヨタらしいなぁ・・と思ったり。
今回のスバルソルテラの推しまくりも同様ですが。
奇しくも日本の政治でもえらく偏向した報道が目立ちます。
そういうブームを作ろうとする勢力ってあるよねぇ・・と思いますが、自動車産業でもしかりです。
わたしは三流のパンピー評論家もどきなので、そういうのには巻き込まれることはないですが、もし私がそれらを絶賛したら「あ、こいつも堕ちたのか」と思っていただけると幸いです。
そんなトヨタが思いっきりその方針を仕切っているのが垣間見えるこれらの宣伝ですが、そもそも持ち上げすぎてて違和感が。
つまり、前期型はそれだけ未完成だったのか?・・と思うわけで。
ぶっちゃけ前期のやっつけ具合はすごいわけですが、後期はそれらをブラッシュアップしてきたように思います。
・・がしかし、バッテリーの容量をわずかに上げただけで540〜567kmだった走行可能距離が544~746km、つまりマックスで179kmも差がでるのはどうなのよ?・・と。
eアクスルも効率よくなったから〜・・みたいな話がありますが、そんな一足飛びに変わるようなものに思えませんので、やっぱ思うんですよ。
もしかしてエンジン車と同様に電費測定スペシャルなことやってないかい?・・と。

画像出典:トヨタ
これ、電費をみたらマジでそう思うんですよね。
例えば市街地モードのG(FWD)は92Wh/kmとなっています。つまり10.8km/kWhとなるわけで。
これ、本当ならすごい電費なんです。
であるならば、走行可能距離よりも電費をPRしたほうがいいんじゃ?・・と感じるくらい。
どれくらいすごいか?
リーフは116kw/km=8.6km/kWh
テスラモデル3RWDで114kw/km=8.7km/kWh
ID4 Liteはリーフは116kw/km=8.6km/kWh
ミニエースマンは127Wh/km=7.8km/kWh
日産サクラは100Wh/km=10km/kWh
つまりですね、日産サクラよりも市街地モードの電費が優れている・・となるわけです。
そんなことありますかね?
サクラよりも530kg重く、そしてトルクも73N・mも大きく、
タイヤサイズも1つあたり8cmもでかい幅の車ですよ?
それが総合で9km/kWhですよ。
サクラは総合で8km/kwh
ちょっとおかしいですよねぇ
これが本当ならトヨタは電気自動車の分野でもハイブリッドのように「電費の良い電気自動車」という称号を勝ち取るのは間違いないでしょう。
・・がしかし、そんな都合よくモーターの性能が上がるものなのでしょうか?
なんだかカタログ値と実電費の乖離がすごそうだなぁ・・と感じたり。
これらについては追って電費テストが媒体で行われると思われますが、結果が楽しみなところです。
本日はここまで。