
さて、世の流れは電気自動車です。
日本でそれらについて感じることは極端なバイアスがかかっているなぁ・・と。
極端に偏った考えと電気自動車に対する理解不足、そしてとりまく環境の結果なんでしょうけど、
なんやいうて電気自動車が増えるフェーズに入り、それらがよりよく認知されるのを期待したいところです。
それはさておき、東京ではどんどん電気自動車が増えています。
肌感覚でそれがわかるレベルでそれは起きているわけですが、
中古車も手頃な価格で出つつあるので東京都以外でも導入しやすい状態になりつつあります。
※東京都は補助金が厚く、リセールの際はそれを差し引いた価格からのリセール検討になる傾向があり、その結果現在は安価に出回りつつある傾向があります。
日本の首都圏でその動きは活発ですが、そのきっかけとなる欧州はどうか?
日本の某経済誌ではもうオワコン的な話が多く、鵜呑みにした某有名人がそれで電気自動車は終わりというてますが実態は・・・

7月の結果となりますが、見ての通り前年比でとんでもない上昇率が出ています。
訳ありテスラは置いといて、7月の欧州ではフォルクスワーゲンが販売台数トップとなりました。
この数字だけ見て、ヨーロッパで電気自動車がオワコンになっていると思う方はいないでしょう。
で、そのフォルクスワーゲンのベストセラーBEVはID3。
前年比で2倍以上に増加したとのこと。
ID3はID4の小型版といって良いモデルでサイズ感はT-TOC。
日本でもウケる大きさだと思いますが、生産をID4に全振りし、その後派生モデルが出る中ID.3は台数が抑えられていたのでその反動とも言えます。
2位はBMWですがIX1がそれを牽引。BMWのBEVの41%を占めたとのこと。
シュコダはコンパクトSUVのエルロック。これはフォルクスワーゲン新型T-Rocの兄弟車ともいえます。
アウディはQ4 e-tronが上位でした。
ヨーロッパのどこの国でもBEVは増加傾向にありますが、そのスピードはコロナやウクライナ戦争の件で影響があり、鈍りました。
その結果、環境対策等々で内燃機のスコアを上げないといけないということもあり、そちらのHEV化を加速しているということも。
この伝わり方も日本では違いますが、このトップ10に日本車がない時点でなぜそうなのか?・・がうっすらわかると思われ。
個人的には国内メーカーがいつどこでその言い分を合わせてくるのか??・・と思いますが、どうなっていくのでしょうか?
本日はここまで。