
さて、電気自動車といえば欧州です。
その欧州はコロナやウクライナの件で自動車販売台数も悪化。電気自動車シフトのタイミングと相まって、
電気自動車の販売にも大きく影響がでました。
その後なんやかんやで回復基調になり、自動車販売台数もトラブル前の状態に戻りつつあります。
その中、電気自動車は増えていくわけです。

2025年8月の欧州全体の結果ですが、BEVは15.8%という結果に。
一見すると少ないように思えますが、実は2024年同月は12.6%でしたので3.2%上昇したというえ結果に。
つまり、成長しています。
これらは国によって差がありますが、ドイツでは+39.2%、ベルギーで14.4%、オランダで5.1%と大きく伸ばした国もありわけで。
決してノルウェーの極端な例が引っ張っているということではないということになりますが、
なんにしても伸びていると言う事実はかわりません。
なぜか日本の経済誌などではこれを減速といってしまうので、その経済誌がなぜそのような事実に反するバイアスがかかることを??・・と思ったりもしますが、日本のメディアは結局は飼い慣らされているということなんでしょう。
尚、国ごとのシェアはこちら

これで減速という日本の経済誌って価値がありませんよね?
それはさておき日本ではトヨタが世界一ということで、ヨーロッパでも目の敵にされているという話があります。
そのシェアはどうなのか?
これです。

見ての通り、ヨーロッパではフォルクスワーゲングループがトップで次いでステランティスとなっています。
そしてルノーもそれに続きます。
トヨタはどうか?
マーケットシェアが8.5%ということになっています。
前年が9.1%なので下がっていますよね?
そしてそのシェアは8.5%。
その下のヒュンダイよりも0.1%少ないとなります。
さて、これでトヨタを排除というのであればヒュンダイはもっと排除されないといけませんよね?
というわけで、結局は成長しているということがわかったと思います。
みなさんも日本の経済誌がどのように報じているか?
改めて見ていただき、如何に都合の良いように報じられているか?・・を体感いただくのも良いかもしれません。
本日はここまで。