
さて、電気自動車といえばバッテリーですよね?
そのバッテリーの残量ですが、多くのメーカーで%表示がされています。

ガソリンなどの燃料計の多くは針表示が多く、その動く幅も割とガバガバ。
満タン以上に燃料が入り、走行距離が0kmでもまだかなり走れたりするわけですが、
その表記が割と正しい電気自動車はどうなるのか?
・・と思いませんか?
実は多くの電気自動車は0%になってからも走行残があることがあります。
※メーカーによって違います。
これらは明白になっているメーカーもあるわけですが、フォルクスワーゲンID4についてはほぼ確定しています。
それはどれくらいか?
ID.4 Liteの場合、 カタログ値は52kWhですが、実際には55kWhあるとのこと。
PRoの場合、77kWhに対して82kW。
つまり3~5kWhのバッファーがあるということですね。
1kWh5km程度走れるとすれば15km~25km走行可能となります。
これが8km/kWhであれば24〜40km走行可能となりますが、
フォルクスワーゲングループの車両はおおよそそのようなバッファーがあると思って間違いないかと。
ただし注意点が。
0%になって1回でも電源OFF状態にするとカメモードになります。
つまり速度制限が入ります。
そして極端な例では停止して走行不可になることも。
なので0%になる前に充電するのが当然いいわけですが最悪の場合、もうちょい走れる・・てのはいいですよね。
というわけで、メーカーにもよりますが、電気自動車だからといってパタと止まることはない・・というのが多いということで。
ちなみに電気自動車の駆動用バッテリーをカスカスになるまで使うのはあまりよくないので、余裕をもった充電を行うほうがいいです。
これは燃料車の燃料ポンプと同様です。
わたしの感覚では15%あたりになったら入れたほうがいいように思っています。
本日はここまで