みなさん こんばんわ
さて、フォルクスワーゲンのパサートってご存知です?
これです。
なんだか違いますよね。
そうです。US版のパサートです。
もちろんグローバルモデルではありません。
でも同じ使い方で中国でも存在してたりするモデル。
それは地消地産モデルでUSのそれと見た目は同じでも中身は別なんですけどね。
このパサートはNMS(New Midsize Sedan)といい元はB6パサートです。
つまり、現行B8.5の前の前の前のモデルを元にリファインして使い続けてたモデル。
なんでこんなモデルがあるのか?
これはほんとアメリカンな理由です。
B8パサートからはプラットフォームがモジュラー式のMQBになりました。
このMQBはシンプルに既存のV6が積めないんですよ。
例外は北米のアトラス。
あれは無理やり幅変えて詰んでますよね。
MQBで何が大きく変わったか?・・ですが、エンジン搭載方向が変わりました。
縦横ではないですよ。
前後が逆になりました。
つまり、前方排気・後方吸気が前方吸気・後方排気になったんです。
つまり、逆回転ですね。
タービンの回転方向も逆になったはずです。
当時、タービンメーカーのえらい人から聞いた記憶が。。
なので、VR6をぽん乗せできたとしても「逆」なんです。
でもV6がアメリカンだぜ!・・なもんで、そのニーズに答えるべく搭載可能なB6系を延命させたわけで。
でも時の流れは残酷で、このモデルもはや10年。
徐々にV6のニーズも減り気がつけば現行NMSも4気筒だけに・・
これはVR6の賞味期限切れとも言えますが。
だったら本国パサート入れたらええやん・・とか思うでしょ?
ところがどっこい、このNMSはアメリカ生産。
いろんな大人な事情で簡単にはいかないんでしょうね。
知らんけど。
結果的にV6を使わなくなっている状況があるわけですが、
これってどういうことかわかります?
そうです。アメリカ人のV6離れが始まっているということですね。
つまり、電気自動車でもえーわ・・となる可能性が高くもなるわけで。
とすれば、アメリカのBEV推進はここ数年で加速するかもしれませんね。
知らんけど。 あ、2回目。
アメブロも書いてます。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。