
わたしの車は電気自動車のID.4です。
所有してから1年超、すでに17000km以上を走破しています。
そんな電気自動車ですが、バッテリーの劣化が話題になりますよね?
運用しているわたしからすれば完全にそれは杞憂といえるわけですが、
それもメーカーによるんだろうなぁ・・と思ったりします。
大事なのはそのバッテリーの熱マネージメント。
その冷却等々がされているのであれば問題はほぼ起きないと言えましょう。
でも見落としがちがなのが12Vバッテリー。
こっちは従来からある電解液のバッテリーです。
某メーカーの電気自動車のそれ、バッテリー上がりが特定条件で出るという話があるんですが、
フォルクスワーゲンの場合はそのようなことはなさげなので本当に設計思想の差がでるよね〜・・と思う今日この頃です。
で、その12Vバッテリーにのび〜太というバッテリーパルサーを取り付けています。

それをつけていても以前の車でバッテリーが上がったので、結局は使い方の影響の方が大きいと思うわけですが、
電気自動車のそれは現在どうなっているのか?
それをチェックしました。
使用するのはよくあるバッテリーテスターです。

※画像は別のバッテリー新品時に測定のもの
測定の前に自動車をスリープ状態にする必要があります。
で、まずはボンネットをあけてキーを閉めてしばらく放置させるわけで。
で、測定。

するとどうでしょう?
SOHは75%、SOCは98%という結果に。
もちろん良好な数値。
ちなみにSOHは健康状態、そしてSOCは充電状態です。
健康状態がちょっと落ちていますが充電状態はほぼ満状態。
ただし上の参考画像を見てもらうとわかる通り、新品でも89%です。
内部抵抗を考えた場合、サルフェーションが発生していると言えます。
バッテリーパルサーをつけているのでそれの補助でこの数値になっていることも考えられますが、
それを考慮しても問題ないレベルに思えたり。
これ、補充電するにも充電量がほぼ満タンなのでパルス充電もできないように思いますが、
健全性が落ちると容量も削られるのでその時まで考える必要はないかも?しれません。
ということで結論
メーカーにもよると思いますがVW/Audiのそれらの12Vバッテリー劣化は・・・
気にしなくて良いレベル
といっていいかと思います。
少なくともエンジン車よりは。
本日はここまで。