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あるいはこんばんわ
さて、自動車といえば「走行可能距離」が話題になりますよね?
それはカタログ燃費や実走行でDISに表示される走行可能距離だったりいろいろと。
カタログ燃費ですが、自動車に乗られたことのある方はそれを鵜呑みにしていないと思いますが、
自動車に表示される走行可能距離が直近の実測燃費で計算されているわけですが、それを意外と知らない方は結構いるんですよね。
で、電気自動車の走行可能距離も基本的にはその直近の実測値から算出されるわけで、決してカタログ数値ではないわけで。
なので、直近の電費が悪ければ、充電後の走行可能距離も少なく表示されているはずです。
でもこれをみて「電池が劣化した」と思う方もいるんですよね。
まぁわからなくもないですが、それが内燃機なら「エンジンが劣化した!」となるわけで、
それをカタログ燃費と比べた場合、新車から劣化したという言い方にもなるわけで。
そんなわけで、「なぜそうなのか?」を理解することは本当に大事だよねぇ・・と思うわけです。
で、昨日ですがガソリンギリギリチャレンジをちょっとしていたんです。
ナビのゴールまで25km。
そして走行可能距離は25km。
ドキドキしますよね(笑
これの結果ですが・・
最終的には走行可能距離5kmでほぼゴールに到着となりました。
この時の燃費は18km/Lです。
なぜこんな無謀とも思えるチャレンジができたのか?
そもそもですが、このスタート地点に到着したときは走行可能距離は40kmあったんですよ。
それが用事をおえてスタートしたら25kmになったんです。
つまり、そもそも楽勝とわかっているから・・ですが、警告灯が点灯する状況では強制的に距離を少なく表示しているみたいなんです。
ちなみにスタート直後のゴールまでの距離は32kmでした。完全に足りないパターンですね。
この表示ですが、考え方としては正しいわけですが、いきなり減ったらビビる方もおられることでしょう。
この表示ですが、燃費を伸ばしていくと、走行可能距離が燃費向上に合わせどんどん増えるという現象も。
注)警告灯点灯前が条件
簡単に書くと走行可能距離表示が30kmだったのが20km燃費走行した結果、ゴール地点で表示される走行可能距離が40kmになることもあるということです。
それがわかっていたので無給油で自宅界隈まで走行したわけですが、ガススタで給油したら・・
走行可能距離は5kmでしたが残燃料は2.6Lほどあることが判明。
※燃料タンクは50Lです。
つまり、15km/Lで走った場合、30kmは走行可能だったということです。
じゃあ表示はガバガバなのか?・・と思いますよね?
これはどこのメーカーも早めに走行可能距離を減らしていくという表示になっているはずです。
でないとマジでガス欠起きるので。
そのマージンがあるということですね。
そんな感じで「走行可能距離」は目安で正確なものではない、
そして走行可能距離は直近の燃費で計算されるのでカタログ数値と大きく乖離することがある。
そもそもカタログ数値は状況が揃ってもなかなか出ないケースがある。
ガソリン警告灯も目安であり、点灯したら早く給油するように走行可能距離は前倒しで表示されることがほとんど。
ということですね。
でも電気自動車の走行可能距離はその数字だけで評価されることが多く、なぜか結論は「だから電気自動車はダメ」みたいな話になるわけですが、ガソリン車のカタログ数値との乖離と同じと思えばなんてことないと思うんですが。
そもそもガソリン車は0km/Lという状況もできるわけですし。
え?どういうことか?・・・て???
アイドリングでガス欠まで持っていけば1kmも走らないので0km/Lという実測燃費が出ます。
渋滞にハマると燃費が悪いというのもアイドリングだけで燃料が食うからですね。
そんなわけで運用する人でこれらは変わりますので、正しい理解と運用をすることが大事なんでしょう。
本日はここまで。
お時間あるときにぜひどうぞ。noteも書いてます。