フォルクスワーゲンの電気自動車 iD.7とは?
欧州でのトヨタといえばフォルクスワーゲンです。
なので欧州では日本のトヨタ並みにフォルクスワーゲンが走っており、
逆にトヨタは日本の輸入車程度ということになるわけですが、そのフォルクスワーゲンは電気自動車を推し進めています。
理由はパリ協定に関連するEuro7排ガス規制の強化による内燃機モデルのコスト上昇と今後の将来性を検討した故の結果。
それが2016年ごろから進められており、欧州ではその流れが一気にできていると言えます。
つまり、それが云々の議論は終わっているわけで。
ちなみにe-Fuelのターゲットは大型車両とドイツ当人が言っていますが、自動車メーカーはそれらについて「雑音」としており、
電気自動車シフトはどんどん続いていくわけで。
そのフォルクスワーゲンは5年ほどまえに今の展開しているラインナップのスケジュールを発表していました。
その中で注目されているのがDセグメントセダンとワゴンだったりするわけで。
SUVブームですが、Dセグメントのそれらは変わらず需要が高いので、首を長くして待つユーザーも多いわけですが、
そのセダンのコンセプト(※ほぼ量産モデル)が先日発表されました。
それがiD.7。
282馬力のモーターを搭載しWLTPで最大700kmの走行可能距離の電気自動車です。
そのサイズは同じDセグメントの内燃機自動車であるパサートよりも約18cm長く、ホイールベースも約18cm長くなっています。
そのサイズ感はメルセデスのEQEに近く、キャビンが非常に大きいことが読み取れるわけで。
パサートセダンと比べるとリアはトランクでなくゲート式、
アルテオンのようにガバッと開くのでそれだけで使いやすいえますが、ワゴンボディのほうがプライベートユースには良いと思う方も多いですよね。
もちろんパサートヴァリアントの需要も強いので、これのワゴンボディも当初から予定されていました。
そのテスト車両がやっとお目見えしました。
名称は iD.7 ヴァリアント? iD7 Aero? それとも・・
その撮影されたiD.7のワゴンボディはこのような形。
セダンだと厚みを感じるボディもワゴンだと均整が取れたように見えます。
現状、電気自動車でワゴンボディは少ないわけですが、コンパクトカーやワゴンボディが増えてくると電気自動車がより身近に感じるようになると思うので、それらの展開に期待したいわけですが、日本導入は少なくとも2年程度はかかりそうに思われます。
続報に期待したい1台ですね。
お時間あるときにぜひどうぞ。noteも書いてます。