
みなさん こんばんわ。
さて、世のフェラーリLUCE批判を見ていると、本当に見た目と音だけにこだわっっている人がそういうことを言ってるんだなぁ・・と感じるわけで。
もちろん全員がそうとは言いませんがあくまでも傾向で。
ではなぜスタイルが変わるのか?・・とか思いませんか?
フロントエンジンだと鼻が長くなり、ミッドシップなら短く。
そしてサイドの造形も基本的にはその機能に対して付与されたものです。
これから逸脱するのが某T社の車でその多くは見た目と中身が機能的に一致しておらず、その見た目のわかりやすいかっこよさを餌に車を売っています。
その方向性で車作りも変わりますが、機能性に対してデザインするってのは海外メーカーは標準的にそれをしています。
その上で意匠性を上げる努力をするわけで。
しっかしその批判もサイズ違いの車を並べてみたり、格があきらかに違うただの車を並べてみたりと本当にセンスがなく。
車は技術の塊ですが、電気自動車も同様。
ディスクモーターやインホイルールモーターなど、いろいろと新たなものも増え、
そして明らかに差異が出てきているんですよね。
それにも気づかず、ただただ見た目でケチをつけるってのは、なんというか、(省略)僻みに思えます。
で、本日はその技術の話。

まず、電気自動車ってのはエンジンがありません。モーターです。
で、フロアにバッテリーを乗せるのも定番。
見ての通り、その結果明らかに超低重心、そして前後バランス50:50ができるわけで。
エンジン車でいうとミッドシップのようにマスがホイールベース間に集中することになるんですが、そのミッドシップよりも低重心になるわけで。
で、ここで大事なこと。
これらのレイアウトを効率的に発揮できるのは後輪駆動は必須。ついでAWDです。
もちろんFFベースで後輪駆動をONする車はちょっと違ったものとなります。
これらの後輪モーターってのは前輪のよりも非力なことが多いんですよね。
これはエンジン車のそれと同じ作り方なんですが、その結果、電気自動車の上手く生かせることを封じちゃっているんですよね。
また後輪駆動ベースだとその姿勢変化などにも自由度が。
そういう技術的なものがあるわけですが、電気自動車のこれらをミニ4駆レベルで考えている人も割といますが、
そういうことを言うのって「私はモノを知らない人」PRにしかならんわけで。
話を戻してLUCEです。

これがそのフレームとなるわけですが、サイドメンバーがごっついですよね。
で、電気自動車でもカーボンディスクブレーキです。
リアにはキャリパーが2個ついてます。片方はサイドブレーキだと思いますが、リッチに見えますよね?
はい、これと日産リーフやトヨタプリウスと比べることが如何に低俗なことかがわかりまるよね。
これが世の写真からもわかるんです。

それを見ただけでワクワクできるはずなんですけどね。
で、さらにモーター話を。
まずモーターも普通じゃないです。

ハルバッハ配列構成のモーターとなっていいます。
これは片側に磁界を集中させ、もう片側の磁界をほぼゼロにする特殊な磁石配置を持つ高効率モーターです。
概念で言うとメルセデスのAMG GTクーペの3モーターも同様ですね。
これ、とっても磁束密度が向上する構造で高効率です。
そしてLUCEはこのモーターを4つ搭載。

前後にこのようなe-アクスル(※総称です)があり、その中に2つモーターがあるというわけですね。 中)この絵のモーターが反対側にも入っているわけですね。
で、LUCEのこれですが、もちろんリアがハイパワー。
前輪は2基で286PS/280Nmですが、リアは843PS/710Nmです。これが30000回転/25500回転まで回ります。
はい、先に買いたリア重視のレイアウトですね。
こういう構成でないとトラクションに難が出るわけで。
某T社のそれらを見てもらうと(以下自粛
そしてシステム合計は1050馬力となっています。
これによりMR的な特性も出て、そしてトラクションは鬼となります。
ちなみにフロントモーターは切り離して完全に後輪駆動にもできるので、エネルギー効率も良いというわけですね。
もちろん4モーターですからいわゆるトルクベクタリングも4輪それぞれで行うことができるわけで、
これがコーナーで非常に有利に働くのはまちがいなく。
確実に入れるのは普通に走る環境ではスピンは絶対に起きないと思われ。
さらにそれらの能力をモードで変えていけるということです。
で、これも大事なこと。
LUCEはモードによってサウンドが出ます。
この音ってのはエンジンっぽい音などのいわゆる合成音じゃないんです。
リアアクスルに設置したセンサーでモーターやギアからの生音を拾い、増幅させて社内外に鳴らしているというもの。
これ、特許とっているらしい。
はい、どうでしょう?
異次元の作り込みです。
私のID4なんてもうおもちゃですよ。
そのおもちゃでさえ、雪道走行など低ミュー路での制御に驚いたわけで。
それよりもっとえげつない構造ってことです。

そんな感じですが、これらは車好き(運転好き)ならわくわくできる内容ですよね?
外観でケチつけていますが、その車がとんでもなく超ハイパフォーマンスということがこれからもわかるわけで。
続く。

