内容は横置きDSGについて。
ザクッと書くとVW/Audiが横置きミッションの開発がいまいちで
次期横置きミッションはアイシン製の8ATとZF製の9ATになりそう・・て話。
すみません。ここで謝罪。
私の情報不足がありました(苦笑)
横置きは前回書いたもの以外にもありました。
でも
それに気づいてもちょっとイマイチな点を感じたり。
なにがどうイマイチかといいますと・・
DQ200
乾式の7速DSGです。許容トルクが250Nm。
DQ250
湿式の6速DSG。許容トルクは350Nm。
ここまでが有名なミッションです。
そしてRS Q3で気づいたミッションですが
それはDQ500
湿式7速DSGです。
最大許容トルク600Nm(61.2kg-m)・最高許容出力275kW(375ps)・車体総重量3.2t までのモデルに対応するミッション。
ベースはDQ250。7速化するにあたり6速DSGにあったリバースギア用シャフトを廃し、インプットシャフト、アウトプットシャフト2本の構成に変更。
こんな感じです。
なるほど、余裕のあるミッションって事ですね
ちなみに重量はDQ250と同じみたいです。
これが搭載されてる車は
VW ティグアン 2.0TSI
Audi Q3
Audi RS Q3
Audi TT RS
これらの車は2LターボのCCZ/CPSエンジンと2.5Lターボの直5。
少なくともこれらはミッションケースとエンジンブロックの穴が合ってるという事ですね。
で、ここで疑問が。
CCZはボア/ストロークが82.5×92.8。
このボア82.5ってのは湿式6速DSGを積むS3やゴルフRとも一緒。もちろんA3 1.8TやゴルフGTIやTTも。
エンジン型式は全て頭がCなので、ブロックは共通と思われ。
※補機類は違いますよ
はい。ここがイマイチに感じるところ
上記にある湿式6速の車、なんでDQ500にしなかったんでしょうね?
Q3は170psでもDQ500です。
なのに国内自主規制のS3やゴルフR 280ps/38.8kgmはDQ250。
どう考えても余裕が無いと思うんですけど(苦笑)
DQ250の許容トルクを超えてるし~
何かしらの対策があったとしても元の余裕がないのは・・
年次変更やFLで変わる予感はすごいありますけどね。
てかそもそも多段化したほうが燃費対策は良くなるんですが、
なぜ7速にできる前提があるのに6速で燃費を悪くするんでしょうね?
1.4Tなどの7速はそれらも目的になってましたが、それより上位のモデルが7速あるのに6速にしている理由が私はわかりません。
ま、大人の事情なんでしょうねw
ちなみに私がS3やゴルフRを見送った理由はこれです。
7速化に期待しましょー