さて、電気自動車シフトが続く中、オートバイも続々と電動化モデルが出てきています。
日本では導入されていないケースも多々あるので、それらを認識することも少ないですが、そんなところにホンダが原付一種で電気スクーターを発売することとなりました。
それが「EM1e:」です。
これのニュースのコメントを見ると
「たった2.3馬力で何ができる?」というようなものが多かたわけで。
ちなみにスペックは馬力は2.3PS/540rpm、
最大トルクは90Nm/25rpmとなっています。
一見するとパワーに目が行くのでそのように思うこともあるでしょう。
なにせ2stスクーター時代のスズキZZだと7.2PS/7000rpmですからね。
でもトルクは7.5Nm/6500rpmとかだったりするわけで。
はい、ここで鋭い人は気がつくわけです。
比較してみましょう。
2.5PS/540rpm
7.2PS/7000rpm
90Nm /25rpm
7.5Nm/6500rpm
なんということでしょう〜
それらの発生回転数が極端に低いですよね。
そしてトルクは2st内燃機のそれよりも10倍以上出ています。
このトルクは走り出したら即フルトルクみたいなもんです。
そして内燃機だとアイドリング以下・・な回転数で最大馬力となっています。
電気っぽいですよねぇ
でもそのスペックを今までのようにパワーだけで判断すると見誤ることとなります。
よくディーゼル車は下からトルクがあるから・・みたいな話がありますが、電気自動車もそうですが、踏めばフルフルにトルクが出るので、ぶっちゃけディーゼル車よりも楽に走らせることができたりします。
ということで、この電気バイクももちろんスタートからゴリゴリに加速するということです。
これが内燃機とは違う点ですよね。
パワーは最高速で効きますが、原付一種の速度域だとそれくらいで楽勝ということなんでしょう。
ちなみにこの90Nmというのはどれくらいかわかりますでしょうか?
ホンダのN-Boxありますよね?
それのNAが65Nm/4800rpmです。
車重は930kgで・・です。
で、EM1e:は 92kgで90Nm/25rpmです。
はい、余裕すぎる走りが予想できますよね。
これは日産の電気自動車、サクラも同様で馬力は軽規格ですがトルクは195Nmと鬼。
トヨタのカローラクロスのガソリン1.8L(170Nm)よりも上なわけで。
サクラが2L以上の加速をすると言われる点がこれでわかるかと。
そんなわけで、電気駆動のものは見た目のパワーでは判断できない・・ということですね。
そんなEM1e:が加速もすごいのか?・・となると、そこは制御でコントロールされていると思われますが、決して遅くはないと思われ。
そんな感じで急な坂でもアクセル開けるだけでスルスル平地のように加速することが予想できるわけですが、今までの常識でこれらを判断するのはダメ・・ということですね。
そんなわけですが、ホンダの電気スクーターは意外と売れそうに思ったり。
本日はここまで。
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