みなさん こんにちわ
あるいはこんばんわ
さて、日本ではドイツがe-Fuelを持ち出してきたことに「欧州の手のひら返しだ!」とおそらく一部のアンチBEV派が騒いでいるわけですが、最近この手のタイトル詐欺っぽいのがおおいですよね。
そのe-Fuelがすごく高いこと。
仮に技術革新があったとて電気自動車より燃料/電気コストは高くなることなど理解できていない方が多そうな印象です。
そのe-Fuelですが、水素を合成していますが通常のガソリンのように使える・・と言われています。
そしてこれはバイオ燃料でも同様のことが言われています。
注)e-Fuelはバイオ燃料とは違います。
でもこれはあくまでも燃料単体で見た場合の話。
車両側だとさまざまな事情でNGになることもあります。
例えばこれ。
はい、バイオディーゼルはダメとなっています。
日本ではガイアックスという高濃度アルコール燃料でトラブルがいろいろあったことを記憶している方も多いと思いますが、
現行車両でも構造上すんなり同等品のバイオ燃料を使える車両はガイアックスと同様に少ないと思って間違い無いです。
これは簡単に言うとそれ用として作られていないから・・となります。
もっと掘り下げるとそれによりエンジン本体意外の不具合が出るなど・・ですね。
e-Fuelについてもこの点は同様であると言われています。
ましてやルールで「e-Fuelじゃないとエンジンかからないようにしよう」という案がありますから、
物質的な件だけでなく色々な問題があるわけで。
それが燃料価格が既存ガソリンよりも高額という点が難点に思いますが、
なんにせよ「そんなに簡単なことではない」ということは事実だと思われ。
そんなe-Fuelは国産だと700円/Lだと言われています。
輸入で格安なe-Fuelでも200円/L以上と言われています。
仮に燃料の融通が効かないとして、そして価格が高いとして、これが普通に普及するか?
普通ないですよね。
そして技術革新でe-Fuelが安くなるのか?
それはあると思います。
・・がしかし、電気より安くなることはないかと。
何故か?
e-Fuel製造には大量の電気が必要です。
であるならば、その電気が安くなりますよね?
現状でも電気自動車は一般的な内燃機よりも安くなる傾向が強いわけなので、
もし電気が安くなるとさらに電気自動車の運用コストは下がりますよね。
そこで電気が足りないのに〜説が出てきますが、日本は2040年までに再エネ比率を4割超を目指しています。
これで重要なのは風力です。
そしてこれで火力が減っていくわけですが、発電量は現状維持ではなく現状より多くなるということになりますよね。
その風力だけで原子力発電所20-30基分と言われています。
その余剰電力で水素を作って貯蔵・・が実はテーマとなっていたりするわけで。
少し脱線しましたが、知ることは大事ですよね。
本日はここまで
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