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欧米でハイブリッドが増えている!トヨタは正しかった!←間違いです。むしろ予定通り。

 

 

みなさん こんにちは

さて、日本では媒体もそろって反BEVを展開していますよね。

もうなんというか、その知性のなさにビビるわけですが、それらに共通していること、

パリ協定の2050年カーボンニュートラルの目標がそれらの変化の柱になっているという認識が欠落している点。

ヨーロッパではパリ協定が合意される前から排ガス規制の強化が予定されていることがわかっていました。

結果、コストとの兼ね合いで電気自動車シフトが始まったわけで。

これは2035年の脱ガソリン車という時期がその後設定されましたが、

この線引きは「ここまでに対処しないと温暖化ガスの影響を止めれない」・・といったことから。

現実はそれでも遅いと言われており、前倒しが提唱されています。

 

しかしその後ウクライナ・ロシアの戦争が始まり、また半導体不足も相まって状況が悪くなりそしてコロナです。

その結果、それらの流れは3〜4年遅れたと言われています。

実際それはモロに感じるところですが、日本ではそれらの流れに批判的。

なので、そのBEVシフトの遅れも批判のネタになっています。

批判のための批判が繰りかえされ、論理性を欠いた話題が目白押しなわけですが、

その論法はBEVはブームで欧州がしかけてきた・・というのがメジャー。

なのでそれらの方は騒げばこの流れが止まるように思っていそうな感じに思われ。

 

なんだかこういう「騒いで妨害」ってほんとに色々多いように思います。

そして共通する言葉の汚さ。

 

この件で確実なのはパリ協定が存続する限り、2050年までにはカーボンニュートラルの方向にいきます。

その結果、電気自動車というのは外せないモビリティになることは確実なんです。

なにせ排ガスを出すこと自体が否定されていますから。

え?e-Fuel?

あれ、再エネ由来の水素を合成して作った燃料で、それが安くなることはないんです。

なにせ電気を使うので。

それが安くなるくらいなら電気自動車に直接充電したほうが良いとなるわけで。その時点で一般向けは無理です。

え?技術革新でそれもクリアになる?

であるならば、電気自動車の問題点も時間と共に解消されていくと思われ。

 

え?水素エンジン?そんなの上の話と同義です。

その前段階の電気で部品点数少なく安定して走れ、故障も少ない電気自動車のほうが合理的ですよね?

 

この絶対的に電気が前にある時点でFCEVも電気自動車よりコストが安くなることはなく。

 

なので電気自動車になっていくわけです。

 

もちろん、まだまだ過渡期。

なので停滞することも予測されていました。

 

で、欧州の排ガス規制強化の流れの都合もあるので、MHEVを展開してそれらをクリアする流れも当然予定とされていました。

 

ということでタイトルの件です。

 

排ガス規制強化の流れで欧米でハイブリッドが増えているということは、別にBEVが失敗したわけではなく、

排ガス規制の都合必然だったというわけで。

 

なので現在、多くの車は・・

 

全てハイブリッドとなっています。

もう販売から数年経っている車もありますよね。

 

これらは純ガソリン車から新型になりMHEVになっているので統計でもハイブリットが増加となります。

当たり前な話ですね。

で、これは計画的な流れです。

 

というわけで、日本の反BEVもといトヨタが正しかったと盲信する方々が言う「トヨタの考えが正しかったので周りのメーカーはそれを追従している!」みたいな話は1mmもないわけで。

 

計画的でかつ予測されている流れですからトヨタの動き関係なくそうなっていたということです。

 

考えてみればわかるわけですが、車の開発は5年かかります。

今から5年前は何年でしょう?

 

その頃の構想が今に反映されていくわけです。

 

え?開発期間が短いメーカーもある?

それ、だいたい焼き直しか流用の組み立てメーカーがやる手法です。

純然たる開発ではないですわな。

そんなのだからホイールが脱落するんですよ。

 

というわけで、そういう点を気をつけないと見誤りますよね。

 

 

ちなみにトヨタが電気自動車は3割までしか増えないと言っていますが、これなんだろうなぁ・・と思ったら気づいたことがありました。

トヨタの販売台数のうち、ハイブリットは3割なんですよ。

マジで。7割は内燃機です。

 

で、自分たちが広めようとしているTHSがそれくらいだから電気自動車もそれくらいだ!・・といった感じにしか思えないんですが、

どっちにしても排ガス規制強化で欧州ではPHEVしか売り用がなくなっていくのにどうするん?・・とか思うわけで。

国の規制で変わっていくのととは意味が違うんですけどね。

 

そんな感じですが、先にあげた輸入車がすでにHEV扱いの車ということにどれだけの人が気づいているんでしょう?

まぁ、トヨタのTHSが真のハイブリットと思っている方々はマガイモノとか言いそうですよね。

 

 

でも欧州の分け方は

・BEV/PHEV = 電気自動車

・HEV = 充電機能のないハイブリット

・内燃機いろいろ

 

となっています。

これは2030年、長いところでは2035年までこの枠組みとなっています。

なのでメルセデスが、2030年まで内燃機続ける・・と言った話も別に不思議でもないわけで。

2035年以降も欧州でもそれを作って売る!・・といえばすごい騒ぎになりますけどね。

 

それ以降、つまり2035年以降は確実に内燃機は絞られていくわけですが、この分け方も理解できないと頓珍漢なことを言っていることになりますよね。

 

 

そんな感じですが、いずれにしても排ガス規制の関係で2030年や2035年の欧州の規制があるわけで。

そのほかの国もパリ協定に合意している以上、何かしらの変化は起きていきます。

そして2050年にカーボンニュートラルです。

 

それが動かない目標である以上、いくら媒体やパンピーが騒ごうが、流れが変わることはありません。

 

で、思うんです。

 

今の反発する意見をこの先、少なくとも2035年まで言い続けるのか?????・・と。

めっちゃ生産性ないですよね。

 

11年先まで無理無理言うのって、技術の進歩の自分たちはついていけませんし、考えれてません・・と言っているようなものですから。

まぁ、それ以前にパリ協定のその流れを理解・・というか知らず、もしくは関係ないと思っているほうがまずいですけどね。

論じる者としては。

 

ちなみにタイヤの摩耗やブレーキダストも欧州の規制が発端です。

つまりそれを知って開発している電気自動車のそれらは織り込み済みとなります。

 

なのにそれを最近知った反対する人たちは都度都度そう言いますよね?

本家に文句を言っているという構図がなんとも滑稽で。

それよりミニバン等々やPHEVの車重みてから言えよ・・とも思うわけで。

 

いずれにせよ、思いつきのように報じるいろいろな話題は注意してくほうがいいですよね。

「長い計画の中で今はこのようになっている」・・というのが正しい話だと思います。

 

ぶっちゃけ、電気自動車・脱炭素・再エネにケチをつけるなら、パリ協定を脱退せよ〜!・・と言ったほうが説得力あるんですけどね。

不思議な話ですよ。

 

なお、パリ協定を脱退するってのはかなり横暴な話となります。

アメリカはできても、他の国の経済大国はメンツを考えてしないでしょうね。

 

ちなみに日本はエネルギーの海外依存度が高いので、とっととエネルギー自給率を上げていく必要があります。

OPEC+の好き勝手にやられているのが現状ですからね。

 

あ、これも不思議な話ですよね。

欧州のそれらになんでもかんでも反発するのにOPEC+のそれらには反発しないんですから。

なぜか政府の補助金やトリガー条項のほうが目立ってしまうんですよね。

 

言うてるうちにガソリンはどんどん値上がっていくんでしょうね。

 

で、予告しておきましょう。

頓珍漢な媒体は「ハイブリッドが激増!時代はハイブリッド!トヨタが正しかった!」とこの先書き続けることでしょう。

 

日本がパリ協定に合意していて、いずれ内燃機禁止になるとしても関係なく。

 

 

最後に トヨタが電気自動車シフトに遅れている・・というのはパリ協定に対してのアクションが・・です。

 

 

パリ協定、大事ですよ。

 

 

本日はここまで。

 

 

 

 

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