みなさん こんにちは。
さて、世界の長期的な流れは再エネ&ZEVシフトです。
パリ協定の目標が2050年にカーボンニュートラルとなっていますので、
それまでずーーーーーっと続く長い変化なんですね。
みなさん、これ実現不可だと思いますか?
2050年となれば26年先。
その26年間に今と全く文明レベルが変わらないと考える方が無理があるんですが、
何故か世にはそういう方の声が大きいように思えます。
もしそうなら世も末。
日本の未来はないわけですが、それはさておきその流れは2017年ごろから明確に。
つまり、まだ7年しか経過していません。
欧州は温暖化の影響が顕著なのでゴリゴリに進めていますが、電気自動車に限っては規制が敷かれる前に
如何に今までの内燃機向けの会社の形を早く変化させ、準備をしシェアを拡大するか?・・に取り組んでいました。
それがコロナやウクライナの件で見事につまづき、結果それで3年遅れたとも言われています。
・・が、規制は変わらないので、BEVを進めつつ現在必要な利益を確保するように動いているのが昨今の流れです。
その流れを読み誤り、その流れを妨害してる活動をしているのがトヨタ。
その数々のロビー活動についてはこちらに書いていますが、それをやりつつ色んな手段でハイブリットすげぇ・・を展開しているのはご存知の通り。
なので欧州組や新社長が進めようとしているBEVの話題も日本では封殺。
ちなみに現在のトヨタデザインはヨーロッパ組が主導しているわけで、そういう意味ではトヨタの内部事情もいろいろとありそうですが、
その動きの結果、以前からその手の評価をしている団体からは良くない評価をされていたりも。
そしてインフルエンスマップの気候変動ロビー活動に関する年次報告書が新たに出てきましたが、
トヨタは自動車メーカーの中で最悪のスコアを獲得するという結果に。
詳しくは上記リンク先を見てもらうとして、毎年トヨタはこれの評価で最下位をキープしています。
このインフルエンスマップは気候変動の目標を阻止するためにどれだけロビー活動を行なっているかに基づいて定期的にランクづけをしています。
その手の評価で毎度最下位をキープするのもある意味すごいといえますが、こういう動きに対して海外では批判も出ていたり。
本気のBEVとすしざんまいショーを行ったのは記憶に新しいと思いますが、その後のBEVも例のごとく。
その結果、駅伝などで姿を見せることもなく、売ってることすらわからないくらいになっていますが、あれを一つの手と思うのであればCMもバンバン流していいと思うんですが、そうでないのでやらんのでしょうね。
媒体でのトヨタ持ち上げ記事についてもbZ4Xをもっと持ち上げるべきですが、今やハイブリッド推し。
全方位言ってたのが今やマルチパスウェイ推しですから、一貫性のなさがなんとも。
そしてそれらを持ち上げるファンもマルチパスウェイとか言い出してるのもなんともですが、
なんにしても全方位いうといてBEV批判をするのはなんともいえない感じです。
話がずれました。
そんな感じなのでこの結果も当然と思いますが、これが公正なものか?・・と思いますよね?
これらの報告書に関しては割としっかりと評価されていてリスト先頭に立っていたテスラですが、
エンゲージメントの強度が低かったのでBスコアになっていたりします。
昨今の事情による後退の影響でさらに状況は悪化すると思われ、このランキングも入れ替わるのではと言われています。
そして同様に停滞し始めたフォルクスワーゲンやメルセデスなど他のメーカーもC -評価がついていたり。
そんな感じできっちり下がるところは下がっているので、そういう意味ではこの報告書は公平なものと言えそうです。
しっかし日本自動車メーカーの最下位付近が多いですね。
これで遅れていない・・というのはさすがに無理があるわけで。
その「何に対して遅れているか?」はしっかり理解しないと頓珍漢な考えになってしまいそうな気がします。
ちなみにZEVの推進ですが、ゼロエミッション車は燃料電池車とプラグインカーと定義されています。
つまりBEVやPHEVはOKですが、HEVは違います。
いくらHEVで電動化されている!・・と言っても長期目線では使えなくなる時期が来るので、
現在のハイブリッドが好調(=内燃機単体がモデルチェンジ等でMHEVになったための増加)・・といってもそれは繋ぎです。
それを知っておくことも大事ですよね。
え?それも変わるかも?って???
なんで130カ国以上が国際合意しているものがひっくり返ると思うんでしょう?
ユーザーが認めなくても国家は規制をかけてきますから。
それが歴史であり、変化です。
ちなみに事業は短期・中期・長期計画がありますよね?
現在目先のことでわーきゃーいうているのが日本の媒体です。
多くのメーカーは長期計画を変えていません。
当然ですよね。
で、直近の動きを補正しているだけなんです。
そういう見方も大事ですよね。
またトヨタですが2025年3月期は減益を見込んでいます。
これ、他のメーカーはすでに通過している事象なんですよね。
しかももっと大きな数字でやっています。
フォルクスワーゲンはその変化を迎えるにあたり、世界一は当分目指さない・・・と当時しっかり発言していました。
なのでトヨタが世界一の販売台数になるのは当然ですが、その皺寄せは今後やってくると言え。
なんやありますが、本音と建前を駆使し、その流れにどのタイミングで同調できるのか?
何気に興味があったりもしますが、世の評価はボディブローのように効いてくるように思うんですよねぇ
本日はここまで。
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