みなさん こんにちわ
あるいはこんばんわ
さて、世は電気自動車の流れとなっており、海外メーカーは電気自動車のバリエーションを増やすフェーズに入っています。
日本ではCセグメント前後が期待されるわけですが、そんなところにフォルクスワーゲンがより小型のモデルのコンセプトカーを発表しました。
それがID.2 allコンセプト。
見た目がほぼ量産車になっているこの車、すでに2026年発売予定が決まっていますので、
コンセプトカーと言ってはいますがこの意匠で出てくるのは間違いないです。
その点が輸入車メーカーあるあるですね。
このID.2ですが、MEBプラットフォームのショート版、 MEB-Entryプラットフォームになっています。
そして伝統のトーションビームで前輪駆動です。
お手本のようなFFパッケージですが、BEVでやりやすい後輪駆動をやめてまでこの形にしたのは、やはり前輪駆動のパッケージでリア周りを広くしたかったからなんでしょうね。
これによりリアシートの居住性とラゲッジの確保もできるようになるので、iD.3/4の理想を追求したモデルとは違い、
実用性を高めたモデルとも言えましょう。
モーターは226馬力(驚)
走行可能距離はWLTPで450km。
0-100km/hは7秒未満、トップスピードは160km/hとなかなかのものです。
ちなみに見た目小さく感じるかもしれませんが、これ何気にボリュームがあると思われ。
なぜか?
これ20インチホイールです。225/40R20という大径タイヤになっています。
そしてホイールベースはT-Rocより1cm長いんです。
つまり、ポロっぽく見えますが、T-Roc並の居住性はあると思われ。
デザインは従来のiDシリーズとはちょっと路線が違い、現行内燃機モデルのテイストが強いように思いますが、
リアドアのハンドルがCピラー側についているのが3ドアぽく見えますが、これにより全長が詰まったイメージがなくなるので面白いですよね。
ディメンションですが、
全長:4050mm
全幅:1812mm
全高:1530mm
ホイールベース:2600mm
となっています。
日本では立体駐車場の1550mm以下というのがありますが、それにマッチしていますよね。
そして内装は・・
ファブリックが貼られた内装になていますが、カジュアルなイメージです。
そしてパノラミックルーフもあるっぽく。
そして後輪駆動じゃなくなった結果・・
恐ろしく深いラゲッジが。
内燃機モデルだとガソリンタンクや排気があるのでここまで深いのは作れませんよね。
そして助手席まで倒れてフラットにも。
コンパクトに見えますがユーティリティはとても優れていそうに見えます。
そのラゲッジですが、T-Rocは445Lですが、ID.2は490Lとなっています。
リアシートを倒した場合、T-Rocは1290Lですが、iD2は1330L。
つまり、iD2のほうがユーティリティはより良いとなります。
見た目からは想像できませんよね。
そんなID.2allですが量産時の価格は26,800 ドルあたりを目指すらしい。
つまり本日レートだと約360万円。
これはすごい。
走行可能距離はiD.3のミドルクラス並にあるので、十分だと思いますが、これは競争力が半端ないですよね。
日本導入を期待したい1台ですね。
本日はここまで。
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