みなさん こんにちわ
あるいはこんばんわ
さて、今日はスタッドレスから夏タイヤに付け替えてました。
そして久しぶりの18インチ+235タイヤのツライチルックに。
そしてこの車のタイヤは・・
こんな感じでラックに縦積みしています。
下段は新車外しで保管しているタイヤです。
この手のラックに積むとタイヤに起きるのが・・
タイヤの凹みですよね。
これはタイヤを支えるパイプの跡です。
これがタイヤ+ホイールの自重でカタが付くということですね。
でもこれは・・
数日走行すると綺麗に消えることがほとんど。
※ホイールの赤↑の直上部分が凹んでました。
なぜか?
ゴムって回復しますからね。
基本、衝撃が加わると弾性に変化が出て動きやすくなり回復するんですよ。
で、そんなスタッドレスを3ヶ月半使ってその後は・・
こんな感じ。
※ホイール→部分の直上が凹んでました。
全くもって無問題です。
これらの保管の論調で縦積みはダメだ横積みはもっとダメだ。
一番いいのは横積みでタイヤを設地させないでホイールで浮かすべき!・・みたいな話を見ますけど、
よーく考えてみてください。
タイヤにホイールがついてどれくらいの重量があるんでしょう?
はい、18インチだと20kg/本以下です。
その20kg未満を2本のパイプで保持するわけです。
理屈で考えると1本あたり10kg相当と言えます。
そのタイヤ、車につけたらどれくらいの荷重がかかると思います?
仮に車重が1.5tだっととしましょう。
1本単純計算で375kgかかることになります。
実際は前後の重量差があるのでそれ以上それ以下といった感じになるんですけどね。
で、このタイヤの場合、ETRTO STDで荷重指数は95。
空気圧が250kPaで690kgまで耐えます。
つまり、最大690kgまで耐えるタイヤの凹みがわずか10kgでついたということになります。
その凹みは走行時は375kg以上の加重がかかり、最大690kgまで耐えます。
さて、その1mmにも満たない凹み、どうなると思います????
そういうことです。
タイヤは常に変形し続け回復するわけで。
なのでそんなちっちゃい凹みなんてなんてことないんですよね。
なんならもっと大きい力がタイヤにかかり続け、そして路面のギャップはその凹み以上にあるので。
そんなわけで、タイヤの保管時につく凹み、ぶっちゃけ気にする必要はありません。
そんなの気にしてたら「夏の猛暑に屋外駐車していた車のタイヤの設置部分のフラット化」が起きるたびに交換しないといけなくなりますよね?
でも走っているとそれらも元に戻るわけで。
基本、タイヤのゴムの粘弾性挙動はチクソトロピーに似た挙動を示すわけですが、もっと良く知りたい方はチクソトロピーを知っていただければ・・と。
そして一番大事なことですが、タイヤの保管で一番気をつけることはこの粘弾性挙動を保持するために劣化を防ぐことです。
「紫外線・雨」を防ぐ。
これが一番大事です。
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本日はここまで。
お時間あるときにぜひどうぞ。noteも書いてます。