さて、世は電気自動車です。
日本ではなぜかそれに対し反対意見が多く、そしてなぜか「未来は水素」みたいな話になっています。
たしかに産業用や大型輸送機、航空機ではアリでしょう。
それが個人向けモビリティに普及するか？・・と言われれると、総合的に見てメリットがないので厳しいというのが現状です。
その水素について石油大手のBPが「水素自動車（個人用）に未来はない」と言っています。
そのBP、水素に対し将来があると見込んではいます。
・・が、個人輸送部門、つまり個人向け自動車では全く期待していないとのこと。
そして2035年と2050年において水素自動車のシェアは0%になると予想しています。
0%と言い切る凄さ。
BPはそれよりもCNGやバイオ燃料のほうが可能性が高いとしています。
BPによる2050年予想ですが、世界中の3/4の自動車が完全な電気自動車になると想定しており、残りのは電化の実施が特に困難な国々となるだろう・・とも。
そんなBPグループ、グリーン水素を年間50万トン以上生産する予定です。
ではこれは何用か？
鉄鋼・化学産業・製油所・海運・航空・重量物輸送・・を目指しているとのこと。
そして大型輸送においては2035年には市場シェアは10%、2050年には30%を見込んでいるとのこと。
でもこれに大型トラックは含まれていません。
BPはそれらの大部分はバッテリー式になると考えています。
石油大手がこの未来予想。
となれば、これが確実性の高い未来であることは考えるまでもありません。
やはりいところ、個人向けは燃料電池がいいところなんでしょうね。
本日はここまで。
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