みなさん こんにちは
さて、ブラックフライデー商戦真っ盛りですね。
出先がそれなら奥さんがウキウキで、まんまと乗せられてますが、
まぁ、それもいいんでしょうね。
・・てことで今日はアウディのお話。
中国でアウディQ5 e-Tronが発表されました。
はい、これがQ5と言い張ってるモデルです(笑
イメージ的にグローバルモデルのQ4 e-Tronが近いかもしれませんが、明らかにQ5の流れのものではないですよね。
これが中国独自モデルのエグさです。
このモデルはSAIC-VWによって製造され、グローバルモデルではありません。
地消地産スペシャルです。
中国でのお約束ですが、中国で外資が拠点を設けるには中国企業との合弁会社での設立が必須です。
唯一、テスラ がその法則を破ってますが、これは完全にレアケースでしょう。
で、中国企業=国営みたいなもんです。
しかも資産の持ち出しは困難です。
なので、中国に進出している企業は基本的には「地産地消」「安い労働力などなどで部品を製造・輸出」を主にしていますよね。
中国はスケールメリットが出やすいのでそれを生かしてコスト削減・・てパターンですね。
トヨタもエンジンを作って日本に輸出してたりしますよね。
そんな特異な環境な中国なのでグローバル市場とは別と捉える必要があると思うんですが、
これを間に受ける媒体があるのも面白いですよね。
さて、そんな中国版Q5 e-Tronですが、Q4 e-Tronより30cm長いらしい。
つまり、中国版iD.4のロング版、iD.6のアウディ版ということですね。
それで7シーターになってます。
ん?それってQ7寄りなんだからQ6とかでも良かったんじゃ?
あ、ダメだ
グローバルモデルでPPEプラットフォームのQ6 e-Tronが用意されてますもんね。
そんな風に思いますが、中身はiDシリーズそのもの。
後輪駆動が標準でバッテリーも複数あり最長走行可能距離は560km。
AWDモデルは297hbpで520km走行可能だったりします。
元がマトモなのですごく普通に見えるのがBEVプラットフォームのすごいところですね。
そんな感じですが、中国専用車なので中国以外にはもちろん導入なしです。
日本向けはドイツで扱っているモデルしか来ませんから。
でもちょっと見てみたいような気が(笑
BEV覇権争い、激化していきそうですね。中国でも。