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みなさま こんにちは
さて、世の流れは電気自動車です。
パリ協定がある限り、その流れは変わりません。
その流れの速さは変わっても、その目標がある限りは変わらないということですね。
で、2035年が電気自動車シフトの目標の年となっていますが、あと11年後。
この11年後の目標はまだ動いておらず、その理由は簡単。
脱炭素による影響を軽減するにはここがデッドラインだから。
それに向けて欧州は規制をかけていくわけで、各メーカーがなんやいうてもそれが変わらない限りは強制的にその流れに乗せられます。
今、日本で言われているBEV失敗論はこれらの動きを無視したもの。
普通に考えて11年”しか”無い中で現状それらに対応できるのは電気自動車だけなんですね。
その「現状、対応できる技術のもの」を伸ばすこともなく、今から開発しても間に合うかわからない「その他」を期待しているってのは、
メーカーとしてはかなり危ういとも言え、また後追いでいけると思うにもちょっとその市場性の読みが甘いとしかいいようがなく、
これが日本自動車メーカーが海外から言われていることなんです。
それくらい大きな流れが控えており、それらをやめるということはあり得ないわけで。
で、今問題になっているのはウクライナやコロナで当初予定していたことがズレた結果、
今必要な収支が確保しづらくなってきていること。
だから目先の数字を確保すべくいろいろと話題がでているわけです。
その点、見誤ったらダメですよね。
新技術に期待をするのはいいですが、それの確証はないわけで。
ちなみにPHEVが〜・・みたいな話がありますが、あれは既に衰退モードになっています。
トヨタがそれを欧州で進めるのは排ガス規制でHEVだけではクリアできないものがあるから。
なのでPHEV限定にしている市場もあるわけで。
というわけで、なんやいうてもBEVは進みます。
え?フォルクスワーゲンが工場閉める?
それは2017年ごろからBEVシフトの兼ね合いで計画されていたもの。
それが時勢を利用してその話を労働組合にぶつけたわけで。
なので閉鎖はまだ検討中です。
ここ数年しか見ていないメディア媒体はそれに気づかずに、なんならドイツの全部の工場閉鎖みたいに報じていますが、
日産の国内工場一部が閉鎖するのと同じような感じです。
日本では雇用が問題にならないのがその労働組合の強さの差を感じますよね。
で、そのフォルクスワーゲンですが、スペイン生産のポロの生産終了を発表しました。
この理由はコンパクト電気自動車の製造のため・・・となっています。
つまり、ポロサイズのID2とも言われているそれの製造のためにポロは南アフリカ製造に絞っていくということですね。
で、そのスペイン工場ではそのラインを電気自動車向けに変更しコンパククトBEV用にする・・ということです。
さて、この話を聞いて先のドイツの工場閉鎖をどのように理解しますでしょうか?
え?電気自動車がダメだから閉鎖するんじゃ?・・とか思いますよね?
でも今回のこの件で事情がそういうのではない・・ということがわかるかと。
この件、ほんとに国内媒体の報じ方は適当なので、もっと俯瞰的にかつ、長期的に見ないといけないよね〜・・と思いますが、
そのスペイン工場は2026年から電気自動車を生産開始するとのこと。
なお、製造されるブランドはフォルクスワーゲンとシュコダのモデルになるんですって。
ID.2相当モデルですので、プラットフォームはMEBの前輪駆動版のショート仕様ということですね。
で、スペイン工場は電気自動車専用になるのか?・・というとこれまた違うわけで。
欧州で最も売れており、また日本でもベストセラーなTクロスもこの工場製造ですが、これらはこの工場で生産されていますが、それは継続とのこと。
つまり、きっちりと事業は計画されている・・ということですね。
そんな感じですが、日本では本当とトヨタ上げ記事が多く、またその他を下げるような媒体も多いです。
バイアスがかかってるなぁ・・と思いますが、それらの産業構造を理解するにはそういうのは色眼鏡でみておかないとダメですよね。
本日はここまで。
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