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ミスリードを狙う媒体、そして真実を流す媒体。 〜VW「時期ゴルフはBEV専用」、「減速は一過性」、そして「未来はEVだ」とCEOは強調

 

みなさん、こんにちは

さて、世の流れは電気自動車です。

これは紛れもない事実であり、現在は過渡期です。

その大きな転換となるのは2035年。

つまり今から11年をかけて変わっていく事象なわけで。

なので、その過渡期では色々な現象により調整は出てきます。

・・が、そのゴールが決まっており、変更されていない以上はそれに向かっていくわけで。

 

それがパリ協定を柱にした欧州等々の2035年内燃機廃止・・です。

 

これは微塵も変わっておりません。

 

なので、各メーカーは2035年までの過渡期に会社存続に必要な利益を確保しつつ移行を進めていくわけで。

 

ちなみに欧州はこの移行を3つの事象でつまづき、それで3年遅れていると言われています。

 

それが新型コロナ、ウクライナの戦争、そして半導体の不足。

 

その結果、それ以前に立てていた計画は狂い、各メーカーがそれらを修正しているわけで。

 

 

それをわかっている方はこの長期戦を理解できていると思いますが、わかってない方は基本パリ協定からわかってないので、

これらを陰謀論に置き換えていくわけで。

 

 

そして日本の媒体も忖度なのかアホなのか、ミスリードを狙っているのかわからないですが、見事な切り貼りで自分達に都合のよいニュースの報じ方をします。

 

でも今回面白いことにそれの逆に捉えられる記事を出した媒体もあるんです。

 

これを紹介しましょう。

 

まずは問題の記事。

これです。

リンクは貼りませんが、必要ならググってくださいね。

ざっくり書くと

・「向こう10年くらいは両立させていく必要がある」と改めてエンジン車の販売にも注力する方針を示した。

・「これらからPHVも3車種投入する。過渡期はエンジン車も両立させていく」

・将来的なEVシフトへの備えも着々と進めていく。当面はそれぞれのパワートレインを維持するビジネスモデルを展開するが、最終的にはEVや燃料電池車(FCV)などのゼロエミッション車で進めていくと強調。

・EV専用モデルの「ID.シリーズ」は販売の伸び悩みなどもあり、車名を見直す。2020年代末までには整理していく」

 

これの記事の書き方はさも内燃機を続けていくようなイメージに。

そして電気自動車シフトへの積極性などに触れていません。

 

 

そして一方はこれ。

・フォルクスワーゲンは「ゴルフ」の次世代モデルはガソリン車やハイブリッド車などの内燃機関車を設定せず、電気自動車専用車とする。

・足元でEV販売が減速しているが、一過性との見方を示し「未来はEVだ」と強調。

 

有料記事ですが、箇条書き部分だけで全く上の記事と意味合いが変わっています。

 

 

そしてもちろん、上の記事は世間知らずなコメントが溢れかえっているわけで。

 

 

もうね、ぶっちゃけ「英語、できないの?」と思ったり。

 

それか元々、そのように書きたいがゆえの願望があり、結果解釈がまちがっている・・とか。

 

いずれにせよ、切り抜きがひどく、そして重要な事実が欠落しています。

 

これはミスリードを狙っているとしかいいようがないわけで。

 

 

 

え?なぜそっちが間違っているといえるか?

それは冒頭に書いた2035年内燃機禁止は1mmも動いていないので。

 

え?e-FuelはOK?

それはごく一部でしか使われませんよ。コスト的に。

水素を再エネで作ることが大前提なんですから。

 

 

そしてパリ協定の目標も1mmも変わっていません。

そのパリ協定をざっくり説明すると・・

パリ協定の特徴

  • 歴史上はじめて、気候変動枠組条約に加盟する 196カ国全ての国が削減目標・行動をもって参加することをルール化した公平な合意である。
  • 全ての国が、長期の温室効果ガス低排出開発戦略を策定・提出するよう努めるべきとしている。
  • 世界共通の長期目標として、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前 に比べて2Cより十分低く保つとともに、1.5Cに抑える努力を追求すること」 が掲げられている。
  • 長期目標の達成に向け、2023年以降、5年ごとに世界全体の進捗を確認する(グローバルストックテイク)。
  • また、「今世紀後半には、温室効果ガスの人為的な排出と吸収源による除去の均衡を達成するよう、排出ピークをできるだけ早期に迎え、最新の科学に従って急激に削減すること」が世界全体の目標として掲げられている。

出典:全国地球温暖化防止活動推進センター

 

このようになっています。

 

つまり、国際合意がしっかりされ、それらに対してのアクションプランも明確になっているわけで。

そして先進国や経済大国はこれをやり切る責務があります。

投資家や政治家レベルの話でなく、国家の話になっているんですよね。

 

トヨタ潰しの陰謀論なんて1mmも関係ないことがわかりますよね?

 

大事なのは「ゴール地点はもう決まっている」ということ。

今の現状であーだこーだで、将来が変わるわけではないということです。

 

 

日本だけでなく海外でも同様のアホなミスリードや扇動を狙ったかのような記事がありますが、

先のある人類はその意味を理解しておくことが重要だと思います。

 

 

ほんとメルセデスベンツがBEV撤回!・・みたいなことを書いた媒体の記者はマジやめたほうがいいと思います。

 

 

ちなみに電気自動車シフトは11年かかって進んでいくわけで。

11年ですよ11年。

5年に1回乗り換えていっても3回目までは今までの感覚で大丈夫ということです。

それだけの時間をかけて変化していくものなので、今すぐに電気自動車を買う必要は1mmもありません。

自分のニーズにあうものを買えばいいわけで。

でも電気自動車の進歩は勢いがついています。

インフラの整備もこれからどんどん進みます。

それにより、どんどん自分のニーズにあうモデルが揃ってくると思われ。

 

その頃には一般戸建て家庭の太陽光+蓄電池の普及も当たり前になっていると思われ。

 

少なくとも、あと3年は様子見て良いと思ってますけどね。

 

 

ちなみに理屈の上では2030年までは内燃機はOKです。

それ以降の2035年まではPHEVとBEV、FCEVがOKとされています。

つまり、HEVは2030年までが限度なんです。

欧州では。

 

 

つまり、トヨタですら既にそれまでに最低PHEV化していかないといけないわけで。

 

つまりGR86に未来はありません。

 

というか、スバルどうするの?・・と言う感じ。

 

 

 

というわけで、扇動的な記事には気をつけましょうね。

 

 

 

本日はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

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