プラグインカー 日本自動車メーカー

トヨタ、米国で「その広告が誇張しすぎで消費者を誤解させている」と非難される。

 

さて、世の流れは電気自動車なわけですが、それに反抗し、そして足掻いているのがトヨタ。

如何に遅れを誤魔化し、そして既存モデルで繋げ、それを正当化し、儲けるか?・・がその行動に出てますよね。

まぁ、資本主義社会ですし、売れて儲かったら正解・・ともいえるのでそれはそれで正しいと言えますが、

国際合意のパリ協定のその取り組みの流れからすると、それは邪道なわけで。

 

その結果、色々と問題が起きています。

米国連邦取引委員会に新たに提出された訴状では、トヨタの電動化について消費者に誤解を与えている・・と非難されています。

シンプルにトヨタが現行ラインナップを広告でその電動化機能を誇張していることで、意図的に消費者を誤解させているということです。

 

日本でもそういうのありますよね?

 

これはパブリックシチズンから公開書簡で告発されたわけです。

 

この団体は非営利の消費者擁護団体で50万人の会員がいます。

 

その団体がFTCに申し立てした内容は以下のとおり。

 

概要

I. 背景と概要
A. EV は自動車産業の未来です。
B. トヨタは電気自動車に関してライバルに大きく後れを取っている。
C. こうした傾向は、トヨタの市場支配力と消費者のロイヤルティを脅かしている。
D. トヨタは、EV とそのハイブリッド製品の性質について消費者を混乱させるキャンペーンを開始することでこの危機に対応しました。

 

II. EV は、ハイブリッドやプラグイン ハイブリッドとは動作、コスト、排出特性が異なります
A. 電気自動車
B. ハイブリッド
C. プラグイン ハイブリッド
D. 排出ガス

Ⅲ.トヨタの「電動」車両のマーケティングは欺瞞的である
A. トヨタのマーケティングは合理的な消費者を誤解させる可能性が高い。
   1. トヨタの「電動化」の主張は誤解を招く。
   2. 気候と環境のリーダーシップに関するトヨタの主張は誤解を招くものです。
   3. 消費者がトヨタのやり方が誤解を招くと考えるのは当然である。
B. トヨタの欺瞞は重大である。
C. トヨタの欺瞞的なマーケティングは、FTC グリーンガイドに違反しています。
D. トヨタの欺瞞的なマーケティングは別格だ。
E. トヨタの欺瞞的なマーケティングは、広範なEV市場を脅かしている。

IV. FTCはこうしたFTC法違反を止めるべきだ

 

こんな感じ。

 

詳しくは上に貼ったリンク先をどうぞ。

 

で簡単に書くとどういうことか?

 

電気自動車でないハイブリット車などを電気自動車のごとくPRした・・ということです。

参考にその画像を貼っておきましょう。

これらの出典はパブリックシチズンのサイト、そしてトヨタとなってます。

 

 

ざっくりこんな感じで電気をPRしていますが、これがそうでない車でも使われているんです。

つまりトヨタでいう電動車を電気自動車とPRしているわけですが、これがアウトと言われているわけですね。

 

欧州でもアメリカでもトヨタはハイブリットを「自己充電式電動パワートレイン」という表現でPRしているんですが、確かに誤解しますよね。

 

これに対しては苦情が殺到、ノルウェーではこれらが禁止となりました。

 

 

そういう消費者が誤解するような点が調査でどのように評価されるのか?気になるところですよね。

 

そんな感じですが、ほんとギリギリなことを続けてるなぁ・・というのが印象です。

日本ではイメージ商法で行ってるのでそういうのは意識することも少ないですけどね。

 

ちなみにトヨタの最大の市場は北米です。

なのでそのシェアが崩れると・・ダメージありますよねぇ

ちなみに中国は地消地産で資産持ち出しできませんので数字的には直結しませんのでこれらと結びつけることはできませんからご注意を。

 

尚、アメリカのサイトでこれらに対してのコメントはこんな感じ

 

・トヨタはかなり深い穴を掘っている。もしEVが登場するなら、BZ4Xのような馬鹿げたものではなく、安くて良いものであるべきだ。

・もし人々が電気自動車を望んでいないのなら、なぜ電気自動車ではないのに電気自動車だと言うのか?

・トヨタがBZ4Xの航続距離と充電能力について国民を欺いた

・トヨタ 成功するまでごまかそう!

・彼らは何年も煙に巻いてきた。

・解決策がある。トヨタは自社のハイブリッド車をEVだと宣伝しているのだから、EVの登録料を制定している州は、トヨタのハイブリッド車を登録料を支払わなければならない車のリストに加えるべきだ。これは、トヨタに対する集団訴訟になること請け合いだ。

・トヨタはアメリカのウェブサイトで誤った情報を流している。900マイルのソリッドステートバッテリー、5分での充電、35のコンセプトEVで突破口を開いた。2019年のプレスリリースでは2024年としていたスケジュールが2030年に延期された。EV否定論者で、1台のEVを製造したが大失敗だった会社の言葉を信じてはいけない。彼らはまだ水素開発に取り組んでいるが、効果的な商業利用には非常にコストがかかり、水素インフラはゼロだ。

・彼らの現在の「電動化」広告は、私を悩ませてさえいる。完全に騙しているわけではないが、彼らの「電動化」された車は主にHEVで、BEVとPHEVの在庫は非常に限られている。

・トヨタのハイブリッドやPHEVに対するアプローチは、限られたリソースの中で理にかなっていると思うが、彼らのハイブリッド/PHEVの見せ方は間違いなくクソに値する...

・従来の自動車メーカーがEVを作り始めたら、テスラは虫けらのように潰されるだろう」と誰もが言い続けていた。そして私もそれを信じていた...しかし、それは間違っていた。もう10年以上経つが、従来の自動車メーカーがEVで苦戦している中、テスラは絶好調だ。

・彼らの戦略ではない。単にBEV開発に出遅れて、面目を保とうとしているだけだ。

 

こういうニュースなので肯定的なコメントはないんですが、この中で印象的なのが二つ目。

 

もし人々が電気自動車を望んでいないのなら、なぜ電気自動車ではないのに電気自動車だと言うのか?」

 

マジでそうですよね。

 

 

本日はここまで。

 

 

 

 

 

 

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