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さて、世は電動化ということで各メーカー取り組んでいるわけですが、そんな中アメリカやEUでは同地域での生産でなければ補助や輸入関税の軽減を無くすといった流れもできています。
これはその地域での生産に限ることで生産に関わる雇用創出も含まれているわけで。
その件、日本ではなぜかEUで中国メーカーのBEVが爆売れでその結果、規制をする・・という認識が多いですが、現時点では中国メーカーの電気自動車シェアは依然低いまま。
なので、日本で飛び交う「EUはトヨタのハイブリットができないからBEV化をしたけど中国が躍進してきて涙目」は当てはまりません。
そもそもトヨタのハイブリットが是ではなく、そして日本の内燃機に勝てない・・というのも前提次第でその逆も言えるので、
マジでものを知らないと言われるのでやめたほうがいいと思うんですが、そういう方は視野がアレなんで気づかないんでしょうね。
で、そうなると現地生産・・となるわけです。
その中国BYDですが、ハンガリーに工場を建設する計画があるんですって。
その目的はテスラへの対抗。
世界的にBEVのシェアで勢いがあるのがテスラですので、それは理解できますよね。
それにより結果的に数千人の雇用が創出されるんだとか。
もちろん、この計画はいわゆる中国製造電気自動車の優遇禁止・・の前から計画されていたものです。
なにせ1年がかりでの決定ですからね。
そのBYD、EUで10%の市場シェアを目指しているので、非常に野心的であるといえましょう。
その目的は中国国内での頭打ちもあるんだと思いますが、いずれにしても時代の流れが変わりそうな出来事です。
ちなみにこのハンガリー工場にハンガリーは補助金を提供します。
なぜか?
これがハンガリー経済にとって大きな投資だから。
そんなハンガリー、実は各メーカーの電気自動車製造の拠点にもなっていたりもします。
で、気になるのはこの工場が稼働したらBYDはどうなるか?・・ですよね?
1番のメリットは先に書いたEU国内での製造になることで、中国製造云々の規制に引っ掛からなくなるということです。
規制回避ですね。
ということで、欧州でのシェア拡大が見込まれるわけで。
そういう動きがあるので、日本自動車メーカーも現地生産で展開していく必要が出てくるということですね。
どんどんBEVシフトが加速していきそうな予感がします。
ということで、本日はここまで。
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