トヨタの豊田会長の電気自動車嫌いは見ていると明らかなわけですが、そんなトヨタでもそれぞれの地方のルールには従わないといけなくなるわけです。
・・が、現時点では希望的観測により水素だなんだ言うてますよね。
そんなところに欧州トヨタCEOがこんな発言をしました。
「2035年からはBEVのみ販売できるよう準備しているよ(意訳)」
出典;トヨタ
ご存知トヨタといえばTHSですよね。
そのハイブリット派閥は強烈なわけですが、ドライバビリティが下がってもコストが下がったTHSで儲け続けたい・・というのがラインナップにも反映されていました。
・・が近年では、欧州などでネガとなっていたラバーバンドフィールに対しクラウンのターボハイブリットを展開。
そのターボハイブリットの基本的な構造はVWやメルセデスのそれと同じなわけですが、その結果、海外でターボハイブリットはすこぶる評価が良いわけで。
そういう変化が出てきたのは欧米のトヨタの発言力が強くなってきているからだと思うわけですが、それでも明らかにハイブリットをいまだに推し続けています。
そしてロビー活動を含む包括的なBEVネガキャンを広げていた結果、海外からは「トヨタはBEVシフトに遅れている」という評価に。
この遅れているというのは技術的にも遅れているというニュアンスも入っており、BEVは国内トヨタファンのいう「ハイブリットからエンジンと取ったらBEV」のような簡単な話ではないということであったりもします。
そのトヨタ、新たなCEOに変わりましたが、今までと違う方向に向くよう、修正しにかかっていますよね。
そして「BEV専用プラットフォームe-TNGA」が完全なBEV専用設計ではなかったということを認め、専用EVプラットフォームを開発するとも。
2026年までにそれを用意し、また次世代バッテリーを2027年までに開発するとも発表されました。
ただ、このバッテリーについては豊田章男会長の解任に対するカウンターと思われ、内容は不確実なものなので、今後注意すべき点になっています。
そんなトヨタ、「2035年以降のヨーロッパ販売はどうするんだ!?」・・・と言われています。
ユーロ7排ガス規制もどういう形であれ始まるわけで、また2025年以降はゼロエミッションというのが現EUの方針です。
注)e-Fuelはまだ詳細決まっていません。そもそも一般用というより限定された車両向けですので、マイノリティになることは間違いなく。
となると、どこかのタイミングで欧州向けは電気自動車のみにしないといけないわけで。
それについて海外媒体が欧州トヨタCEOに質問しました。
そのアンサーが「2035年からはBEVのみ販売できるよう準備している」ということになったということです。
ちなみに欧州CEOはEU圏全てのトヨタ販売台数に対しBEV販売台数は2025年には15%、2030年には55%になるであろう・・と予測しているとのこと。
ただし、トヨタは欧州でバッテリーを生産する計画はありませんので、それらを支えれるかどうかは疑問符がつきます。
それらと現状を客観的に見て、トヨタはさらにBEVの生産に遅れる可能性がを感じるわけで。
そんなトヨタ、2026年までにEV販売を150万台にすると発表しています。
一方フォルクスワーゲングループは、2019年から展開したiDシリーズ等々で100万台を先日達成しました。
ゴリゴリにやって4年かかったフォルクスワーゲングループの100万台ですが、トヨタはあと3年で150万台にする・・と。
バッテリーの問題などなど課題は多く現時点でのデリバリーも少ないのに、一体どうなることやら?
そんなふうに思うわけですが、欧州CEOはゼロエミッションへ向かうそうです。
トヨタ本社はこれに対し、どうなのか?
やはり欧州CEOの発言は強くなっているのか?
そういうのが判明しそうに思います。
さて、どうなっていくのやら
本日はここまで。
図解入門 よくわかる 最新 全固体電池の基本と仕組み (How-nual図解入門Visual Guide Book)
エックスサーバーを
お得に利用開始できる紹介URLを共有します。
以下のURLからのお申込みで、
初回のお支払い料金が最大10,000円OFFになる特典を
受けることができます!— 欧米気分を味わう方法/abeo工房 (@abeo_koubou) May 8, 2023
アメブロも書いてます。
そしてアメブロの内容はこちらに移行します。
で、DIYがメインのサイトや・・
わんこのサイトもあります。
noteも書いてます。