日本車は優秀。
日本車は壊れない
日本車のクオリティは最高
そのように言われていた時代がありました。
ぶっちゃけ、最近のリコールを見ているとそれらの内容のレベルの低さに
「あ、これ開発時点で耐久性/耐候性評価が足りてないパターンや」と思うこともしばしば。
素材メーカーで物性は理論上でこれくらいは大丈夫・・とあっても実使用とかすると変わってくるのが世の常。
その理屈の上での物性値を信頼してフィールドテストを端折っているんじゃ?・・とか思うわけで。
で、そのリコール、昔からどれほど多くなっているか?
気になりますよね。
ではまとめてみたのでチェックしてみましょう。
対象は2006年から2023年6月現在まで。
この理由はそれ以前を公表していないメーカーがあったので。
で割と直近のみの発表である三菱とスバルは除外しています。
その一覧がこれ。サービスキャンペーンは外しています。
そして海外代表ではフォルクスワーゲンを入れてみました。
尚、このリコールと改善対策ってのは何かがあれば重大事故につながる可能性があるもので、
エアコンの故障などは関係ありませんのでご注意を。
大事なのは「走行時に命の影響があるトラブル」が対象ということ。
ではどうぞ。
何がすごいって、軽自動車の不具合の少なさ。
そしてホンダが意外と少ない件。
技術の日産がダントツで、これはトラックが足を引っ張っているように思いますが。
そして世界のトヨタはこの累計では3位です。
折れ線グラフで見てみましょう。
このようになります。
わかりづらいですが、世界のトヨタは太くしてあります。
トヨタは2024年から上昇傾向があります。
日産は平均値が高いですよね。
で、ホンダは瞬間的に多い時がありますが頑張ってます。
そしてダイハツの優秀さ。
あくまでも件数での比較なので、実際の感覚とはズレると思いますが、結果は結果です。
そして比較で入れたフォルクスワーゲンの少なさ。
展開している車種が少ないとはいえ、これも結果です。
数字だけ見るとダイハツと同じ信頼性があるということになります。
輸入車は壊れる・・といったことは良く聞きますし、実際そう思われるケースに遭遇することは多いかもしれません。
注)ちなみにわたしは現在のT-Rocはノートラブルです。
でも命の危険に直結するトラブル、つまりリコールの対象は少ないんです。
数字だけで判断すると、国産車のそういう安全性というのは想像以上に悪化しているのかも?・・しれません。
ちなみにトヨタの推移で気づいたことがあるんです。
豊田章男さんが社長になってから上昇傾向になっているんです。
もちろん就任して5年未満はそれ以前の社長の方針で作成されたパーツが継続されているので、
最初の数年はその傾向は出ないわけですが、就任後の新たな方針で作られたパーツが供給される3〜5年後を見ると・・
明らかに上昇に転じています。
冒頭に書きましたが、この方針変更により「開発時点で耐久性/耐候性評価が足りてないパターン」になっているように思われるわけで。
この数字の推移とタイミングは果たして偶然なのか?
それとも・・
そんな感じですが、対策を進めてもこの流れに変化が出るまで数年かかります。
なのでしばらくはトヨタ系のリコールの数字は多いままになると思われ。
やっぱ、行き過ぎたコストダウンってのはよくないよなー(棒) 知らんけど。
本日はここまで。
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