さて、世はBEVの流れが大きく太くなってきています。
それに対し「あの」BEVに拒絶反応を隠せていなかったトヨタが全固体電池のスケジュールを発表し、話題になりましたよね。
でもその全固体電池ってどういうものなんでしょうか?
今あるリチウムイオン電池とはどう違うのか?
ざっくり説明しましょう。
出典:Quantumscape
左が従来型のリチウムイオン電池の構成となります。
右側が全固体リチウム金属電池の構成となります。
はい、つまり全固体電池というのはざっくりいうとリチウムイオン電池の一種なんです。
そして何が大きく違うか?
今までのリチウムイオン電池は液体なんです。
それが固体になるということですね。
それにより小スペース化が進むわけで。
またエネルギー密度も高くなり、動作温度も広くQuamtumScapeのは-30度でも動作します。
液体じゃないので何かの際の発火リスクが低くなり、また急速充電性能でも優れています。
・・ので、次世代電池と言われているということですね。
ただ課題として電極の劣化(ざっくり)と言われていて、それをどのようにクリアするか?・・がテーマとなっているらしい。
トヨタが発表で「技術的ブレイクスルーを発見」とあったのもこの点だと思われ。
QuantumScapeもこれを解決しており、プリプロダクトラインで試作を作りフォルクスワーゲンで現在フィールドテスト中です。
なぜこんなことを書いているのか?
先日のトヨタの発表に対する反応で、全固体電池がリチウムイオン電池とは全く違うと思っている方が多かったので。
その点、要注意ですよね。
ちなみに電気自動車のバッテリーについて「リチウムが不足して〜」・・みたいな話がありますが、それは問題ないです。
もしそうならスマホやパソコンのバッテリーのほうが大騒ぎになりますが、そんなことないでしょ?
むしろそれ前提で世界のBEVシフトや蓄電池等々の活用があるのは、問題がない・・と思うべきで。
尚、そもそもですが枯渇しません。
ぶっちゃけ現在判明している埋蔵量で200年以上の生産に対応できることがわかっています。
それらの供給は限度があるのでそちらのほうが問題視されているのが現状でしょう。
ちなみに危惧するべきは「銅」のほうです。
いずれもリサイクルが前提となっているので、これからはそのリサイクル品も資源となっていくことを知っておくことも大事ですよね。
本日はここまで。
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