昨日これをちょろと試してみました。
施工方法はメーカーさんも言ってた厚塗り。
推奨施工方法は洗車後の水が残っている状態でスプレーして塗り広げ拭き取るパターンなんですが、これだと膜厚が確保しにくいんですけどムラなどの失敗などは比較的まし。
常識的に考えて夏場のキンキンに熱せられたボディに施工する人はいないと思いますが、リスク回避でそういう表現が必要なんでしょうね。
で、理想的なのはやはり原液直塗り。
【手順】
1)ほこりなど洗い流す
2)粘土で水垢など除去 ※粘土が貼り付かないように水に注意
3)ウエス等で拭き上げ水を全て無くす
4)目の細かい小さいスポンジにスマートミストを吹き付けボディに伸ばす。
※パーツ毎にやるのが吉
5)硬く絞ったウエスなどで拭き上げ
6)どちらかというとほぼ乾いたウエスで拭き取り
※ムラがある場合は5・6を繰り返し。
こんな感じです。
で、日が陰った夕方、ボディの温度が下がってからルーフ・ボンネット・トランクの3カ所を施工してみました。
下地をしっかり作っておくとストレスが無いのは間違いなく。
結果こちらです。
結構すごくないですか?(笑)
光沢(平滑性)もあって手触りもヌルヌルツルツルで摩擦係数が少ない事がわかります。
スクラッチ傷もだいぶ消せてます。
撥水皮膜特有のちょっと白っぽく反射するのが深みが無いようにも感じなくもないですが、ガラス撥水コーティング剤もそんな感じなので慣れかもしれません。
施工性や仕上がりは良いので、まめに洗う人や施工する人にはいいかも?
ちなみにブリスの厚塗りと比べると明らかに楽でしたね。
ブリスシリーズは親水に変わるので多分ほとんどの人はそのタイミングで再施工するか、スクラッチ傷が目立って来たら施工する人が多いかと思います。
商品の特性に反した判断なんでしょうけど、人の感覚ってそんなもんですよね。
わたしは拭き取りの重さなども基準にしてましたが、ブリスNeoが最初から重かったので初代ブリスに戻そうと思ってたところだったんですね。
で、最近の商品のトレンドが撥水って感じらしいので、ついつい浮気しましたが、
上記のパターンでブリスを再施工したとすると費用対効果からするとスマートミストと同じくらいかもしれません。
スマートミストは1ヶ月くらいの効果(=撥水性や光沢が明らかに落ちると判断できるタイミング?)らしいので、まめ自身で洗車する人で磨き好きの方にはすごく向いてる商品かもしれません。
経時変化はこれから見ますが、沢山あるので(笑)当面こっちを使い続けようと思います~!
ちなみにマットクリアのホイールにも一部施工して実験中。
こっちもどうなる事やら(苦笑)
【2014.5.24追記】
施工より一週間経ちました。間に雷雨などがありましてその際は撥水を確認できました・・が、本日洗車しますと完全に親水になってました。
どうやら下地のブリスが生きていて撥水膜が流れたみたいです。
という事で、下地にそれらが生きている状態では撥水性は長期持たず、
むしろそれごと流れてしまうという風に理解すべきだと思います。
ということで、今回の光沢感などはもしかするとブリスの影響もあると思われますので、全くそれらのコーティングが効いていない塗装面では、その光沢感もほどほどになる可能性があります。
また結果からしますとブリスの皮膜の強さと防汚性は素晴らしいとも言えます。
ただし拭き取りが重い(※ブリスネオ)ので両立するには普通のブリスが優れているという事かもしれません。
※いずれも個人的な感覚です。