ガラスコーティングより硬い黄砂、そして塗装さえ抜ける水分子。それを理解した「洗車」とは？

みなさん　こんにちわ

あるいはこんばんわ

さて、黄砂がニュースになっていますよね

車も花粉と相まってドロドロです。

この黄砂ですが、実は硬いんです。

出典：社団法人日本コーティング協会

その黄砂の硬さはモース硬度で6~７です。

なぜか？　その成分が硬い石、石英や長石だから。

はい、上の図で見てくださいね。

硬いですよね〜

ガラスにも傷がはいるくらい硬いですよね。

で、自動車といえばガラスコーティングですよね？

そのガラスコーティングは理屈の上では最大で9Hと言われています。

・・が、その基材はもっと柔らかい塗装の上。

となれば、実際はそこまでの硬さはありません。

するとどうなるか？

ガラスコーティングしてても傷が入るということになります。

それを防ぐにはどうすればいいか？

傷がつかないように黄砂を洗い流す必要があります。

でも黄砂がふわっと乗ってくれていることの方が少なく、

なんだったら水分や花粉で固形になっていますよね？

ほんと厄介です。

どうするか？？？

水の浸透力をつかうんですよ。

日本に届いた黄砂の大きさは4μm程度が一般的です。

花粉などの40μm以下でPM2.5の2.5μm以上です。

それよりも遥かに小さく、塗装も抜けるものがあるんです。

それが水。

水分子って0.38nm程度といわれています。

つまり0.00038μmですね。

ということで、黄砂&黄砂が固形になったところを水に浸して黄砂の下に水が回るようにするんですよ。

ほんと水ってすごいですよね。

知ってます？水って・・

水素を含んでいるんですよ！どうりで万能なわけです（棒

それはいいとして「水で汚れを浮かす」というロジックはそれで理解できるかと。

ほんと水は最強の溶剤ですからね。ある意味。

その「汚れを浮かす時間」を取らないで洗車などすると、無理にひっぺがすようなものなので傷が入るってことですね。

もちろんいきなり高圧洗浄も御法度です。

考えてみてください。その水流で黄砂を塗装面に押し付けるわけです。

水が介在する前だと傷が入っちゃいますよね〜

ということで、黄砂が固形になった場合の洗車は

1.　車全体に水をかける

2.　黄砂などの固形物に水が浸透し汚れの下に水が入るのを待つ。

3.　浮きが確認できたら流水で流す

4. 流水後、強めの水流で流す

5. シャンプー洗車 となるわけです。

黄砂があろうがなかろうが、このパターンが一番ベストなんですけどね。

でもそんなことがじっくりできない人が多いと思います。

ではどのタイミングで洗車するのが一番いいか？？？？

それは雨が降って車がしっかり濡れた後ですね。

なんなら雨降ってぬれまくった後に洗車機に突っ込むといいかもしれません。

それが比較的塗装にダメージがいかない方法になると思われます。

つまり、現在のタイミングで言うと土日が雨っぽいのでその際ということになりますよね？

え？雨で汚れるって？？

それと黄砂で傷つくの、どっちがいい？・・の天秤になるということですね。

信じるも信じないもあなた次第！　m9(　ﾟдﾟ)ﾋﾞｼｯ!!

本日はここまで。

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