ル・ボラン(LE VOLANT) 2023年10月号 Vol.559 【電子版限定特典付き】 [雑誌]
さて、初代プリウスのバッテリー永年保証が20年で終わることとなり、話題になっています。
永年の定義はどやねん?・・となりますが、これはメーカー都合となるのでこれはこれでいいんでしょう。
永久ではないので。
で、この話題で有名な方がこんなことを書いてました。
・ガソリン車はメンテナンスして40年乗ることはできる
・電気自動車は20年が廃車ラインの様子
・バッテリーが作られなくなったらメンテナンスできない
まずこの点、いろいろツッコミどころがあるのでサラッと書いておきましょう。
・ガソリン車はメンテナンスして40年乗ることはできる
→道楽でない限り、それをしてまで乗ることはないでしょう。
なぜか? 安全性や機能が全く違ってきているので、それらに重きを置く人であれば2サイクル程度で買い替えを意識するから・・です。
そしてそれ以前に部品の供給問題があります。
今回のプリウスの永年保証ってバッテリーに対してだけですよね?
肝心のエンジン周りやその他の部品の供給はすでに終わっている可能性があると思うんです。
一般的に供給年限は製造終了から10年が一般的ですから。
なのでそもそもそれ以外の部品がなくて乗れなくなる・・という可能性のほが高くなります。
そもそも、40年前の車が今、どれだけ現役か?
代表的なのはトヨタのAE86でしょう。
でも初代プレリュード、走ってます?
スタリオンは?
鉄仮面スカイラインは?
ピアッツァは?
ワンダーシビックは?
バラードCR-Xは?
これらが今、街中に普通に使われているのであればそう言っても良いと思いますが、これらもパーツの制限があり、
普通に乗るのも割と大変です。
え?流用?
それ、普通の人がディーラーでサービス受けれないですよね?
その段階で一般的には詰みとなるわけです。
・電気自動車は20年が廃車ラインの様子
→今回の話題は初代プリウスでハイブリットなので、これを電気自動車と結びつけるのは短絡的すぎかと。
なぜか?
BEVは圧倒的にパーツが少ないです。
そしてバッテリーの共通化も激しいです。
で、バッテリーのアップデートも可能です。
リサイクルで再生もできます。
となれば、将来的には互換品が出てくる可能性が高くなります。
メーカー純正で。
そしてそれ以外のパーツも点数が少なく、また共通化が進むので、内燃機のそれらよりも長く使える可能性があります。
問題は車体側の制御がそれを可能にするか?・・ですが、現時点でもバッテリー容量アップのプログラムがあるのでメーカー次第では可能でしょう。
じゃあ電気自動車で何が供給の制限を受けるか?・・ですが、それはボディや内装の意匠だとおもわわれ。
・バッテリーが作られなくなったらメンテナンスできない
→専用ならばそうでしょう。でも汎用になれば?
そんなわけで、ぶっちゃけ内燃機をメンテで乗り続けれるのは完全に限度があります。
それは部品の供給年限によるものが多く、それが途絶えるとディーラーでは治せなくなります。
その前提が抜けていると、このような話になるんだろうなぁ・・と思ったり。
結論: 理屈から言えばBEVのほうが部品点数が少なく、共通部品が多いので長く乗れると思います。ただし、費用は別の話。
本日はここまで。
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