プラグインカー 日本自動車メーカー

なぜ日本は電気自動車に補助金を出すのか?海外メーカーのBEVは対象外にできないのか?・・をざっくり説明

 

さて本日はシンプルな説明でも。

なぜ「電気自動車に補助金が出ているのか?」・・です。

 

よくあるニュースなどのコメントで電気自動車に対して多いのが、

補助金ビジネスとか補助金がなくなったらブームが終わるとかという話。

では補助金とはなんなのか?

そこから考えると、そういう話が無理筋というのが理解できると思います。

 

なぜ補助金を出すのか?

 

それは普及させたいからですよ。

例えば東京都。

 

この通り、目標があるわけです。

なので、これを達成するために補助金を出して促進するんです。

 

その補助金については普及するペースができるまで続けるのがパターンです。

なので目標があるかぎり、割と長く続いていくと思われます。

 

 

この目標は何に対してのものなのか?

 

それはパリ協定です。

 

 

 

パリ協定は京都議定書の次の温暖化対策への取り組みですが、

京都議定書よりも明確な目標があります。

それが2050年カーボンニュートラル。

 

その目標に対し、先進国などを筆頭に130カ国以上がそれに合意しています。

つまり、国際合意です。

 

投資家、関係ないですよ。

それはそれより風下の話。

 

日本もこれに国際合意しています。

そして先進国ですから是が非でも達成しないとマズイわけで。

 

なので、それに向けて電源構成も変えていき、再エネがどんどん増えます。

 

反対派のいう電気自動車は電気を火力で作ってるから云々カンヌン・・は今後通用しなくなるということですね。

 

もちろん電気自動車のインフラ整備も発表されています。

 

で、世界的にこれらの取り組みが進んでいっているので、

グローバルな企業などは脱炭素をどんどん進めるのが必須となっています。

 

そうでないと取引ができなくなるので。

 

最近の企業のCMなどでもそういうのを多く見るようになったとおもいますが、

それらはこれらの一環ということですね。

 

電気自動車へのアクションもこの大きな流れの中で、

企業が導き出した答えなわけです。

 

バッテリーについてはリサイクルも確立されつつありますが、その前に・・

このような蓄電池として使われる話が多くなっていますよね。

 

そのリサイクルですが、太陽光パネルでも研究はきっちり進んでおり、大量廃棄が出るころには確立していると思われ。

 

そのような流れがあるので、自動車については最終的には電気自動車となっていくわけで。

 

え?水素?

FCEVはまだいいですが、水素エンジンはないです。

なぜか?

 

Nox出ますしCO2も吐きますし。

いくら吸気で吸着させるような話があっても、燃焼すればそれ以上の排気が出るんですよね。

 

その「排ガス」自体が敬遠されるので、水素エンジンというのは現実的はなく。

水素ステーションの普及は電気自動車の充電器よりもハードルが高いので余計にですよね。

 

燃料電池車はいいんですが。

でもユニットの容積を考えると、現実的ではなく。。

 

 

よくこれらで欧州のトヨタ潰しだ・・みたいな話を出す人がいますが、

ぶっちゃけそんなちゃっちい話じゃないんですよね。

そもそも仮にそうであった場合、130カ国が国家の総力をかけてそれをやると、

トヨタは完全に負けますよ。

 

だって売れなくなるんですもの。

 

でもそこは自由市場です。

そうはなりません。となれば、そのトヨタ潰しもおかしい話だと気づきますよね。

 

そもそもそれなら合意している日本政府もトヨタを潰すわけですし。

 

 

で、その自由市場というのが民主主義経済では大事です。

 

なので、補助金は垣根なく使えるようになっています。

 

もし、日本が海外のBEVに補助金適用しない・・となると、不公平な市場ということになります。

そうなると日本の民主主義経済の信用がなくなりますよね?

 

その公平性・・からすれば、海外メーカーのBEVを補助金対象にしない・・という意見が無理なのがわかるかと。

 

逆にそれを言う人は「そういう公平性」を持ち合わせていないんですよね。

つまり、多様性に欠ける・・ということに。

 

そんなわけで、反対派はいろいろ言いますが、ほとんどが脈絡のない被害者意識からきているような話が多いですよね。

あの方を盲信しているのかもしれませんが、あれは本当に問題だと思います。

奥田社長のほうが賢明だったのでは??・・と最近では思いますから。

 

そして思うんです。

「あなたは本田宗一郎にはなれない」と。

この意味をわかる人がどれだけいるのやら。

業界の人はわかりますよね?

 

 

そんなわけで、ツラツラ簡単に要点をまとめてみました。

 

目的は2050年のカーボンニュートラル。

電気自動車などゼロエミッション車は手段です。

トヨタ潰しは手段ではまったくありませんよね?

で、世界がトヨタの動きを憂いているのは、

そのゼロエミッションカーの代表である電気自動車を非難し、

内燃機継続を声高らかに言ったから。

 

その印象が強く、海外では否定的なメーカーとなっているわけで。

 

え?それでもトヨタは売れている?

うん、松茸よりえのき茸が売れる理屈と同じですよ。それ。

でもね。

いずれ世界の市場が規制を敷いていくので、いずれはトヨタもそれに従うしかないんですよね。

 

つまり、現時点で色々な動きがあったとしても、それは過程の一つということです。

なにせ目的は2050年まで変わらないので。

 

だからこそ、海外勢はBEVシフトを進めているわけで。

そして停滞するのも予定に含まれているわけで。

その長期目標をしっかり作っているので・・

 

フォルクスワーゲンの電気自動車

フォルクスワーゲンの電気自動車

この年表の通り、発表とデリバリーも順調に進んでいるわけで。

 

比べるとトヨタが遅れているというのは明確にわかりますよね。

なにせ本気の電気自動車はキントのみなのにホイール外れるってのが。

しかもホイール側の座金側の精度の問題ってのがねぇ・・

 

そして激おそ充電速度とか。

 

 

俯瞰的に見れば、ほんとよく分かりますよね。

 

 

そんなわけで、本日はここまで。

 

 

 

 

 

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