さて、世の流れは電気自動車。
でも日本では目先の動きで一喜一憂。
世界ではBEVは失速した・・みたいにいう有名人も。
いろいろとそれぞれの国の環境や今後のエネルギー問題、そして温暖化対策の国際合意を考えた場合、
そういう視野の狭い意見は無視できるくらいのエビデンスがあるんですが、マジで目先のちょいちょいした動きにつっかかるんですよね。
こういう反BEVの人たちは。
最近思ったのは中国市場の話。
相変わらず中国の市場というのは特殊で日本の感覚で見たらダメです。
で、その中国は国営企業です。合弁会社も結果同様。
で、それらは地産地消向けの生産をしているわけで。
その地産地消モデルはグローバルカーとは違っているわけですが、これを理解できない層が多いんですよね。
ボルボもフラッグシップも今や中国製造です。
それが現地地消地産モデルと同列で語れるか?・・を考えたらすぐにわかるわけで。
あと、エンジンが作れないから・・とありますが、中国で合弁会社を作り、そこで作った段階でもう作れると言っていいわけで。
リバースエンジニアリングというより、丸っとそのまま流用する国ですからね。
なのでまともなエンジンを作れない・・というのはあたりません。
だったらトヨタ系の2.4Lはゴミエンジンということになりますし。
そういう他所の国やメーカーを甘く見て悦に入るのってマジで考察が足りないと思います。
で、本日の話題はイギリスの10月の新車販売について。
結果からするとこの通り。
出典:CleanTechnica
そしてプラグインカー、BEVのシェアは伸びています。
割と有名な某氏が「イギリスではガソリン車が容認されBEV失速」みたいなことを言っていましたが、
ほんと媒体に踊らされすぎだと思いますよね。
基本、パリ協定の目標を理解しているのであれば、それらの動きは過渡期の調整・・でしかないんですが、このゴールの見据え方を間違えているんでしょうね。
ガソリン車容認の意味合いも深く考えてないんでしょう。
e-Fuelも水素もそうですが、電気ありきなのも理解できていない層が多いですもんね。
で、イギリスはどうなのか?・・ですが、前年比でプラグインカー全体で3.4%増加、BEV単体で0.8%増加となっています。
そんなの僅かじゃないか!・・とか思いますよね?
でも販売台数ベースでは前年比で20.1%増しなんです。
累計では34.2%増し。この成長率は2年で2倍のペースで減少傾向は1mmもありません。
さて、某氏のイギリスBEV失速・・はどこを見たんでしょうね?
ちなみにこの結果はインセンティブでなく新世代電気自動車の性能によるもの・・とされています。
そして当たり前ですがプラグインカーが増えたということは内燃機自動車は減っています。
で、そのBEVはどこのメーカーが売れているか?気になりますよね?
出典:CleanTechnica
はいこれです。
なんとBMWがトップです。
iX1とi4がその牽引役になっているんですと。
テスラはモデル3とYで2位。
アウディはQ4とのこと。
そしてなんとホンダがランクイン(笑
これは新型e:Ny1の効果なんだとか。
トヨタはトップ20にいませんのでその差を感じますよね。良くも悪くも。
尚、海外媒体では「トヨタはもちろんランク外」と書かれています。まぁ、これが現実ですよね。
そんな感じですが、補助金などもろもろで来年は悪化すると言われている英国市場ですが、
日本でいろいろ言われている事象には裏があるということをしっかり理解しておく必要がありますよね。
マジ、他所の文句を言っても何も変わらんわけですからね。
本日はここまで。
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