ル・ボラン(LE VOLANT) 2024年2月号 Vol.563 【電子版限定特典付き】 [雑誌] ル・ボラン (LE VOLANT)
みなさん こんにちわ
さて、中国と聞けば何を想像しますでしょうか?
人口の多さ・・ですかね?
それとも共産国家?
その中国といえば自動車の台数も話題にあがりますよね?
でも中国では地産地消モデルが多く、グローバルカーと比べても非常に貧弱だったり奇抜だったり。
それは何故か?
基本中国では合弁会社でないとダメだったんですよ。
つまり自動車メーカーが現地に進出する際には中国企業と合弁でないとダメ・・と。
ちなみに共産国家なのである意味情報は筒抜け。
その結果、どんどん中国の技術力が上がったりしていったわけで。
で、合弁ということは純粋な企業とは言えないわけで。
半官半民みたいな感じですから。
なのでそういう国での生産台数ってのは数字のうちでありつつも、実際の車はグローバルのそれとは全く違う物になっていました。
つまり、中国仕様は特殊・・ということですね。
また資産の持ち出しを制限されているので、売上金(※合弁なので全てを使えるわけでなく)もその国で回す必要が。
じゃあ企業はどんなメリットがあるか?・・ですが、
・台数が稼げる
・現地向けはペラペラ仕様だが、部品は共通にできるので安価になる
・その安価なパーツを買うことでコスト低減を可能に。
・・というのが一般的なパターンかと。
なので中国生産のは現地向けでグローバル展開はしていませんでした。
トヨタの中国製造の車は見なくても、日本組立のエンジン中国製・・というのは割とあるって感じですね。
その中国ではフォルクスワーゲン(合弁会社)が長らくトップセールスを維持してきました。
この理由は何か?
早い話、中国でできた一番最初の合弁会社だったから・・となります。
でもそれらも中国の自動車メーカーでコロっと状況は変わっていきそうです。
2023年の結果ですが、中国のBYDが今までトップセールスだったフォルクスワーゲンを超えたとのこと。
つまり、中国で市場に売れたメーカーが中国のBYDになったということです。
15年続いてきたトップセールスの記録がこれで途絶えたわけですが、
その中国メーカーはグローバル展開も踏まえた地産地消以外のモデルが増えていたりします。
客観的に見て、いままでの合弁で得た知財を活用してやってきた・・というふうに見えますが、
海外の自動車メーカーを傘下にした結果・・とも言えましょう。
その変化のペースは明らかに早いわけで、その勢いが共産国家だなぁ・・と思うわけで。
今後、その中国メーカーはグローバル展開をかけてくると思うんですが、
電気自動車ではすでにテスラを上回っている点もあり、「たかが中国メーカーの・・」と思えなくもなっていたり。
果たしてこの流れがどのようになるのか?
非常に気になりますが、中国市場での海外ブランドはプレミアム性がないとジリ貧になっていくかも?・・しれませんね。
ということで、本日はここまで。
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