ル・ボラン(LE VOLANT) 2024年3月号 Vol.564 【電子版限定特典付き】 [雑誌] ル・ボラン (LE VOLANT)
みなさん こんにちは
世の流れは電気自動車ですが、今年から規制の関係でそのシフトは加速する・・と言われています。
規制がある以上、内燃機を作るにしても制限がありますので、必然的にそうなっていきますよね。
またインフラについても今まで以上に設備投資がされていくのは間違いないので、より一層ニーズとマッチするユーザーが増えていきそうです。
でもどこにでもいるのが反BEV派。
その言い分を見ていたら最近気がついたことがあるんです。
それは何か?
・情報のアップデートが無い→古い知識のまま変わらず発信
・新たに出てきた誇張された話題をさらに誇張する→タイヤの摩耗の件はその代表。しかも今までの主張にそのまま足すという。
・立ち往生でガス欠や電欠したらどっちも条件は同じなのに何故か電気自動車は凍死する→いまだに凍死ニュースはないですよね。てか、立ち往生で不動で電欠/ガス欠ならどっちも致命的なわけで。
・インフラが足りないから電気はダメといいつつもっとインフラが壊滅的な水素はイケると思っている→この根拠が例の人の発言というのがね。
・バッテリーは廃棄が前提になっている→リサイクルが前提です。
・Well to Wheelの話題でなぜか電気自動車は一番悪い条件で出し、内燃機はガソリンの輸送や負荷能力が多いことによる排出量を無視→もうこれは明確に電気自動車のほうがメリットがあるとされています。もちろんバッテリーはリサイクル前提で。
そんな感じでなんしか情報が古いままなんですよね。そして論理破綻はしていますし、条件変わるし最後はハイブリット最高なもんで。
そして欧州でハイブリットが増えている・・というのを全部トヨタと勘違い。実態は88%程度が他社なのに。
そしてそれらのコメントってニュースの本文に関係なくどこでも同様のことを撒き散らかしているんですよね。
せめて本文に沿ったコメントしてよ・・と思うんですが。
これってまさに声が大きい○○みたいな感じですが、ほんと色々謎。
ちなみにタイヤやブレーキダストの話題の元はユーロ7規制のそれらの話題が独立して独り歩きしたもの。
そのタイヤやブレーキダストの問題があるからこそ、電気自動車なんですけどね。
ほら、電気自動車をすすめる欧州の規制なんですから。
そしてトヨタが正しいという謎のキーワード。
もう頭痛が痛い。ロアアームのリコールをマイチェン後の宣伝でかき消そうとしているのがよくわかる展開を見てもそう思うのか?・・と感じるわけですが、
本日の話題はアメリカで電気自動車が前年比+52%だったよ・・というお話。
遅れてやってくる統計でそれらの実態がわかるわけですが、なんやかんやでどこもかしこも電気自動車は増加傾向です。
アメリカにおいても増加傾向は続いており、2023年は前年比+52%で110万台以上の電気自動車の登録がありました。
なお、全体のシェアは5.7%から7.7%に増加。
ゆるやかに増加傾向は続いています。
そして2023年の電気自動車トップ10メーカーはこの通り。
- Tesla: 642,496 (up 34%) and 56.2% market share
- Ford: 69,163 (up 26%) and 6.0% market share
- Chevrolet: 63,659 (up 77%) and 5.6% market share
- Hyundai: 51,411 (up 62%)
- Rivian: 46,319
- BMW: 42,997
- Mercedes-Benz: 38,320 (up 243%)
- Volkswagen: 37,040 (up 84%)
- Kia: 30,868 (up 9%)
- Audi: 24,700 (up 54%)
そんな感じですが、2024年がどのようになるのか?・・は伸びの鈍化が予想されていますが、
これは大統領選の結果にもよるんだろうなぁ・・と。
もし現状維持なのであれば、増加傾向は強くなると思われ。
そんな感じですが、これらの電気自動車のリセールもメーカーが支える時期に来ているような気が。
特にテスラ。
リーフと同様に悪い噂がつきまといそうです。
BMWとかは割と支えてる感を感じるんですけどね。
ということで、電気自動車はまだまだ始まったばかりです。
必要なのはインフラと選択肢・・というのは世界共通ですが、こと日本は弱いです。
それが充実してどのように変わるか? ある意味楽しみです。
というわけで、本日はここまで。
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