みなさん こんにちわ。
さて、世は電気自動車への過渡期となっております。
日本は周回遅れですので時間がかかりそうですよね。
なんで電気か?・・ですが、2015年のパリ協定で2050年カーボンニュートラル が決定し、
それに伴いヨーロッパ圏は排ガス規制強化に向かうわけです。
そうなると補記類だけですごいコストとなり、そのコストであれば目処がついた電気に・・となるわけで。
この部分は再エネもセットとなっています。
水素? 作った電気でさらに加工、そして特殊な保管方法となるので手間暇お金がかかります。
つまり、即効性もなく、また装置も大きいので乗用車では現実味はないわけです。
なので第一に電気となっています。
そうすれば部品点数も少なく脱炭素ができ、そしてバッテリーはリサイクル可。
さらに自動車としての理想形に近くなります。
バランスや動力性能が・・ですね。
それらは2020年のパリ協定取り組み開始までに散々議論されて行き着いた欧州の答えなので、変わらないです。
アメリカはパリ協定脱退をやりましたが、アメリカ自動車メーカーは欧州での販売も目指していたので脱退関係なく進めていましたよね。
なので、2020年取り組み開始にほぼ間に合っていたりします。
一方、日本自動車メーカーはアメリカが主戦場。
パリ協定脱退でしばらく安泰と思ったのか、あきらかに手をつけるのが遅れました。
それが今の現状です。
なので今後は10年ほどかけて、どんどん電気自動車へ変わっていくと思われます。
・・が、内燃機の新型車はどんどん売ることができなくなっていきます。
これは規制の影響ですね。
そして今現在、違う問題が出てきています。
そうです。ウクライナの戦争の件。
これの影響で欧州はエネルギーで脱ロシアを目指す流れとなっています。
まぁ、元々再エネ拡充の策があったので、それを加速させるということになるんですが。
その流れを受け、アウディの最高経営責任者が4月22日に吠えました。
「ヨーロッパの自動車メーカーは2040年までに化石燃料から撤退する必要がある」・・と。
この背景にはもちろんロシア問題が絡んでいます。
ロシアに依存しないためにもそうするべき!・・という考えが見えますよね。
ロシアのガスの禁輸措置についての議論では、それらの代わりに再エネへを加速させる方向の話になるわけですが、現在それの投資拡大を進めようとしているわけです。
メルセデスはプラント用に風力&太陽光の設備投資を約束するといった形でそれらは確実に進行してたりも。
そして、アウディ最高経営責任者は言いました。
「ヨーロッパ人として勇気を出して、2040年から化石燃料を完全に放棄することを自分たちでやろう」
「私たちは、個人の移動のために、すべてのエネルギーをバッテリー式電気自動車に向けなければなりません。」
そんなアウディは2035年にエンジン車の販売を停止します。
フォルクスワーゲンもそのタイミングで地域ごとに順次停止に向かいます。
でもBMWなどはその時期は早すぎると言ってたり。
このあたりの思惑がいろいろとありそうですが、ウクライナ問題がこれらを前倒しする機会になっているのは間違いない様子です。
ちなみにドイツ政府は2030年までに石炭の段階的廃止を目標に。
そして2035年までに再エネですべての電力需要を満たすことを目指していたりします。注)あくまでも目標です。
それらから読み取ると、EU圏での電気自動車への移行はさらに早まりそうな気がしますよね。
対岸の火事・・ではないですからね。
そんな流れがあるわけですが、それらが本当
にされるとすれば、欧州での内燃機自動車販売の停止がさらに前倒しされる可能性もありますよね?
となれば、シェアが少ないとはいえ日本車もそれに急ぎ追従しないといけなくなります。
そういう意味で、ロシアの騒ぎはいろいろと影響を及ぼしそうですよね。
逆にそれらが終結してくれると、スローペースになりそうに思うわけですが。
どうなることやら。
今日はここまで。
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