みなさん こんにちは
さて、絶賛テレビで放映中のこれのCM、みなさんはこれを見てどのように捉えてましたでしょうか
車の販売までに至るプロセスを知っている人からすると、「ああ、モックアップだ」と気づくでしょう。
そしてこれらは発売予定(予定は未定)なレベルで一部だけ直近に販売予定であり、
15台を近々に販売はしないわな・・と思いますよね。
であれば、いいんですよ。
でもこのCMを見て「トヨタが電気自動車を販売する!よし、真ん中の赤いの買うぞ!来年販売かな?」くらいに思っている人もいると思うんです。
ええ、見事に乗せられてますよね。
そしてこのCMで燃料電池も本気!PHEVも本気!・・と言ってますが、それを聞いて「お、じゃあそれらも16車種作るんだね!」と思った方もいるでしょう。
ええ、わたしです(笑
そしてこの件でこういう記事が出ました。
>「30年にEV350万台販売」の新方針を示した。準備期間は2カ月弱。
>披露したEV16台のうち11台は粘土製(クレイモデル)だった。
詳しくは有料記事をどうぞ。
この抜粋があっちこっちで流れていますが、新方針を示し、2ヶ月で16車種作って並べた・・わけないですよね。もちろん。
結局、当初みなさんも予想した通り、中止になった東京モーターショーなどで並べるモックアップを並べただけに近いものだったわけです。
実態はそれを上回る、クレイモデルの陳列となっていたわけです。
クレイモデルは粘土で作ったデザインモデルであり、試作車とはほど遠いものです。
しかもトヨタはCセグBEVプラットフォームができてません。
これはトヨタヨーロッパが開発予定となっています。
つまり、まさに絵に描いた餅状態。
でも乗せられたユーザーやファンもいるでしょうね。
それはあなたがそう勘違いしただけ・・と言えそうなところに落としているわけですが、
実際これはどうなんだ?・・と思ったりもします。
発表の仕方として。
日本の社会はメンツを重視しますよね。
そして社長は間違ったごめんなさいなんて、絶対にいわないですよね。
曲がってようが「そうなんです」と貫くのがパターン。
俺が白といったら黒でも白なんだ。
そういう傾向がありますが、それを改めてモロに感じる出来事だなぁ・・と感じました。
この発表時の会見で海外媒体の一つの質問に三人がかりで回答していたという珍事が見られましたが、
それを見てトヨタの焦りが出てると感じたわたしですが、
ぶっちゃけ、行動で示せばいいと思うんですよね。
いろんなところで口八丁やらなくてもドンドンと電気自動車を出していけばいいんですよ。
よくベンツの電気自動車なんか見ない!こんなの普及しない!・・みたいなのを見ますが、都内某所では良く見るんですよね。
でもそんなところでもトヨタの電気自動車は見たことは一度もありません。
ミライはたまに見ますけどね。これはお察しな感じですが。
本気というならドンドンだしましょう。
トヨタなら出来るでしょう。
FCEVは完成された技術なんでしょうからどんどん車種増やしましょう。
16車種出すんでしょうから近々に3車種くらい出せそうに思いますが。
PHEVはもっと楽勝ですよね。
であれば、これも近々に5車種以上出しましょうよ。
水素エンジンはまぁ、置いときましょう。
そんな風に揚げ足をとりとりたくもなるんですが、将来的に「あのCMはなんだったんだ?」とならないようにトヨタには頑張ってもらいたいもんです。
今年は日本でもBEVがいろいろと登場してきます。
普及グレードに近いモデルも海外から入ってきますので、場合によってはさらにトヨタの遅れが浮き彫りになると思われます。
ここで中身は同じでガワだけ変えてきました・・な付け焼き刃な電気自動車を出したとすれば、
運動性能評価でボロボロになるのでそれもヤメてほしいもんですよね。
ボディと足、ほんと大事です。
そんな感じですが、ぶっちゃけ自社で媒体作った風にして自画自賛CMってプロパガンダですよね。
それに辟易している層が増えていそうな気がします。
今日はここまで。
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時節柄、厚労省サイトのリンクを貼っておきます。
新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html