
みなさん こんにちわ あるいは こんばんわ。
さて、世の流れは電気自動車ということで、ヨーロッパはそれらが先行している地域と言えましょう。
これのきっかけは2017年のパリ協定。
この協定は2050年にカーボンニュートラルという目標があります。
で、多くの国が国際合意しているわけです。
なので、色々な国で再エネが進み、脱内燃機の規制などが整備されていくわけです。
ヨーロッパでは排ガス規制Euro7以降の非常に厳しい規制が予定され、それらに内燃機で対応するにはコスト高になると言われています。なんなら無理とも。
このコスト高と手間暇、そして将来的な目標、自動車の需要低下、少子高齢化という点とインフラの状況を鑑みて行き着いたのが電気自動車ということで、欧州メーカーは早い段階でパリ協定の取り組み開始の2020年に向かって電気自動車の開発を行っていたわけです。
フォルクスワーゲンはディーゼルゲート事件(2015年9月)の後、急いで電気自動車を用意したみたいに一部で言われていますが、電気自動車自体は2016年9月に現在展開されている電気自動車のほぼ実車に近いコンセプトモデルとMEBプラットフォームが発表されています。
つまり、むしろ排ガス規制が今後厳しくなる点を踏まえ電気自動車をパリ協定より先に開発していたともいえます。
そのスピード感がないと欧州市場の排ガス規制に間に合わないという話になるので、欧州の電気自動車シフトはその規制に対応するためにと言えるわけですね。
順番としてはユーロの排ガス規制の予定があり、それぞれのメーカーがそれに合わせて開発、その後パリ協定によりさらに高いレベルを求められるので、電気自動車シフトを軸にどんどん推進・・という感じでしょう。
逆を言えば欧州は排ガス規制が将来的にもガバガバならこの流れはもっとスローだったと思われ。
そんな感じですが、その流れは流通にもあらわれています。
アマゾンは欧州での電動バンやトラックに10億ユーロ以上を投資するということです。
今後の5年間で日本円にして約1413億円以上を電気バンやトラックなどに投資しゼロカーボンを達成するための取り組みを加速させるんですって。
これにより輸送業全体のイノベーションを促進、公共充電インフラの促進も目的になっている模様。
卵か先か鶏が先か?・・を強制的に進めて早く潰していく作戦と言えましょう。
この投資で2025年までに3000台から10000台以上に電気バンが増えるとAmazon談。
なかなかの勢いですよね。
ここで気になるのは日本。
日本でも同様にするのか?・・と思いますが、そんな話はありませんよね。
配送の方法が違うでしょうから同じようには・・と思いますが、
イケアの取り組みを海外と比べると、日本はやはり特殊な事情がありそうに思えます。
それが何なのか?まだピンときてませんが、やっぱ型式認証なのかな?・・と思ったり。
何にしても日本は時間がかかりそうですよね。
ということで、本日はここまで。

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