みなさん こんにちわ あるいは こんばんわ。
さて、出るぞ出るぞと長らく噂されていた車がついにデビューしました。
フェラーリ プロサングエ（Purosangue）です。
イントネーションは「a」についているのでプロサ⤴︎ングエとなるっぽいんですが、もちろんイタリア語です。
意味は形容詞では純粋/純血、名刺ではサラブレットや代々その土地に住む人を指すんですと。
フェラーリですからね、ここはやっぱりアレなんでしょう。
ということで、フェラーリ初のSUVです。
テスタロッサな時代を過ごしてきた方は、まさかフェラーリがSUVを作るなんて思いもしなかったでしょうね。
でもフェラーリのCEOはこう言うんです。
「私たちはそれをSUVと読んでいません」と
そして「私たちはSUVについてさえ話はしていない」と。
つまり、フェラーリ的にはこれは（膨らんだ）４ドアスポーツカーということなんですね。
なので「あたらしいSUVをください！」とディーラーに言ったら「お客様、当ブランドにはそのようなものはございません」と塩を撒かれるということでしょう。
知らんけど。
そうは言ってもどーみてもSUVじゃない・・と思いますよね？
でもリアシートはバケットです。
トヨタファンからしたら「こんなのSUVじゃない！荷物が乗らない！人が乗らない！３列目は？ハリアーのほうが燃費がいい！ランクルのほうが生還できる！」となりそうな見た目です。
一般の生活とは相容れないスーパーカージャンルの車、そんな雰囲気がすごいですよね。
でも乗り降りについてはこの通り。
よく考えられています。
バケットシートはサイドの張り出しがあるので、ことリアシートに座るならこのほうがいいかもしれませんね。
もちろんエスコートは必須ですが。
でもほんと流石だなぁ・・と感じるのは
観音開きでもこのBピラー。
すごい太いですよね。
Bピラーが無いと車体剛性に影響が出ますし、そもそも安全性が著しく悪くなります。
国産車でもBピラーなしのミニバン系はありますが、過去のそれらはルーフにクラックが入ったりも。
もちろん事故が起きれば・・
ということで、SUVとはいえ、ちゃんと作り込んできたイメージですよね。
まぁ、フェラーリなのでその点は当然でしょう。
細かい点は置いといて。
そんなわけで、この車が家族向けのパッケージングを犠牲にした４ドアスポーツカーであって、SUVに見えるのは世間一般がそう思っているだけ・・ということにしておかないとフェラーリCEOに怒られると思うんですが、かっこよけりゃなんでもいいですよね？
もちろん４ドアスポーツカーなのでその面積に対しラゲッジも控えめです。
その容量約472L(16.7立法フィート）
CH-Rよりもはるかに実用的ですよね。
おおよそCクラスワゴンと同等の広さがあります。
「じ
ゃあ、SUVやないか！」・・となりますかね？
いやいや、リアシートが可倒式だと思いますか？
「ほなSUVと違うか」 そんなリアクションがありそうですね。
そんな4ドアスポーツカー、プロサングエ。
エンジンはV12でフロントヘビーになると思いきや、前後重量配分は頑張って49:51に。
カーボンルーフを使うなど重心を低くしています。
かなり後ろ側にエンジンが搭載されている様子ですが・・
それを感じさせないインテリア。
なぜか？トランスミッションはリアアクスル側にあります。
これが前後重量配分のミソですね。
そのエンジンですが、6500ccのV型12気筒のNAです。もちろんガソリン仕様。
2馬力と716Nmの最大トルクを持ち、トランスミッションは8速のDCT。
最高速度は310km/h。
0〜100km/hの加速タイムは3.3秒です。
え？テスラ がなんですって？
ボディサイズですが、全長4973mm×全幅2028mm×全高1589mm、ホイールベースは3018mmとなっています。
まぁ、この車を買う人にこういう情報って不要ですよね。
車幅が2mあっても大丈夫な人用で「幅がありすぎる！5ナンバーじゃなきゃ！買わない！」・・な人は関係ないわけで。
うん、紛れもなくフェラーリですね。
思えばフェラーリも先進になったもんです。
わたしの時代といえばテスタロッサのベルト切れはストッキングで代用していましたし。
あとマイアミバイス。アメリカの特捜刑事って儲かるんだなぁ・・と思ったっけ？（ﾄｵｲﾒ
話を戻しましょう。
そんなプロサングエの価格は39万ユーロ。ざっと5600万円前後といったところでしょう。
そんな跳ね馬も六本木や青山で見れるようになるんでしょうね。
え？私？
無理無理。コストコのエクスクルーシブメンバーになるくらいが限界です。
詳しく知りたい方は公式サイトへどーぞ
本日はここまで。
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