みなさん こんにちは
さて、ニュースで報じられている通り、日産が長期目標を発表しました。
2030年までに世界の新車販売の50%を電動化、
そしてBEVを15台含む計23台の新型電動車を販売するというもの。
これの反応がいろいろあって面白いわけですが、ネットニュースでのコメント欄を見ると、
やはり「世界を見れてない層は意外と多い」と実感させられます。
それどころか政府が発表しているエネルギー政策やBEVインフラ整備計画も調べずに今だに火力だどうだ〜、充電インフラが〜・・みたいな話が多いのがなんともな感じですが、いずれにせよ目先のことでなく、長期で観察しないとダメだよね?・・と改めて思ったりしました。
その日産ですが、シリーズ式ハイブリットを展開しています。
そして三菱とルノーと組んでるわけで。
ダイハツ ロッキーがシリーズ式を採用し、トヨタファンの困惑が見えたわけですが、
ぶっちゃけBEV化に適したのはTHSでなくシリーズ式です。
すでにモーター単体で走行しているので、それこそ容量の大きなバッテリーを積めばBEVになるのがその理由ですが、今後のBEV化を検討するにあたり、シリーズ式をいっちょかみで・・というのは増えていきそうに思います。
ダイハツしかりスズキしかり。
その日産eパワーの展開がBEVを見越したもの・・であったならば飛躍する可能性が大いにあるなぁ・・と思うわけですが、ここに全固体電池の開発が追いつくのであれば、eパワー車が一気にBEVに変身する可能性を秘めているわけで。
これだけで既存の流用なのでコスト圧縮ができるのが予想できるわけですが、日産は2028年までにバッテリーコストを65%削減するという目標も掲げています。
ということは、自信があるんでしょう。
アリアの仕様を見る限り、量産車メーカーの立ち位置が優先されているのが垣間見えるわけですが、
普及させる目的であるならばそれもまた一つの方法なんだろうなぁ・・とも感じますので、
今後の日産の「攻め」には非常に期待したいところです。
特に期待したいのはC/Dセグメントの普及モデルですね。
これらのモデルが2モーターAWDでATTESA E-TSやスーパーHICAS装備で出してくれたら、かつての日産ファンもピクッと反応すると思われ。
しかも安ければ。
この「安ければ」にルノー・日産・三菱アライアンスの連携の力が発揮されると考えれらるわけです。
今までは何をするのか?足の引っ張り合いか?・・みたいにも見えたこれら。
この先は台風の目になる可能性が、意外に高いように思います。
そうなったら日産は日産でなくなるのか?・・とも思いますが、それぞれ個性を残しつつブランド展開していければ、それはそれでいいように思ったりも。
いずれにしても久しぶりに日産がやってくれそうです。
やっちゃえ日産