みなさん こんにちわ。
あるいは こんばんわ。
さて、世は電気自動車な流れが押し寄せているわけですが、それは物流関連でも同様です。
近郊のみのルーチンワーク化されている内容であれば十分に運用できますから、最近は郵便局のバイクも電動化が激しいですよね。
そんなところにこんな話が
ステランティスがトヨタとBEVの大型商用バンでパートナーシップを結んだとのこと。
それによりトヨタモーターヨーロッパの顧客はステランティスが提供する各LCVセグメントで、ステランティスの最先端のゼロエミッション 技術の恩恵を受けることができる・・と。
注)ステランティス発表の内容のままです
画像出典:ステランティス
ステランティスといえばプジョー/シトロエン/オペル/フィアットなどなどの14ブランドを束ねる企業ですが、LCV(商用車)では電気自動車やFCEVなどをすでに販売しています。
トヨタのプロエース もこれらのOEMとなってます。
今回の話はこの絵でいうと一番左の大型商用バンを指していると思いますが、これにトヨタバッジがついて供給される・・ということですね。
画像出典:ステランティス
これはプジョーのe-ボクサーですが、これのトヨタバッジ付きということでしょう。
ポーランドのグリヴィツェとイタリアのアテッサのステランティス工場で生産されているこのモデルですが、日本ではあまりみないデカさの商用車ですよね。
ちなみにこのモデルでトヨタはヨーロッパの大型商用車セグメントに初めて参入したことになります。
トヨタはこれまでもプロエース とその乗用車版のヴァーソの供給を受けていますので、これで3つめのOEM供給となりヨーロッパではステランティスのこれらの競争力が非常に強いことがわかりますよね。
ステランティスCEO曰く「ステランティスは商用車セグメントと、あらゆるニーズをサポートするために構築されたバッテリー電気技術の開発における専門知識をさらに実証しています。この3回目の合意により 、LCVおよび低排出ガス車に関するEU30でのリーダーシップが強化され、技術、製造、市場シェア、収益性の面で、誰もが認める世界の小型商用車のリーダーになるというDareForward2030の目標の実現に一歩近づきました。」と。
結果的にトヨタはヨーロッパで完全なLCVラインナップを完成させるというわけですね。
そしてトヨタモーターヨーロッパのCEO、マットハリソン氏は
「新しい大型商用車の導入により、このパートナーシップを拡大できることを嬉しく思います。この新型LCVは、トヨタの欧州顧客向けの小型商用車ラインアップを完成させる重要な一台となる。この新型LCVは、ハイラックス、プロエース、プロエースシティとともに、トヨタのLCVラインアップ全体の成長目標に大きく貢献し、LCV市場のすべてのセグメントでモビリティソリューションを提供することが可能になります」と。
協業、大事ですね。
これで面白いと思うのはステランティスのプロエース系モデルはFCEVがあるんですよ。
それにトヨタバッジはつけないんですよね。
ヨーロッパでミライを売っていますので、すぐにやると思ってたんですが、何か壁があるんでしょうかね?
そんな海の向こうの情報でした。
本日はここまで。
アメブロも書いてます。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。