みなさん こんにちわ
あるいはこんばんわ
さて、中国といえば合弁会社ですよね?
そして資産の持ち出しができないに等しいというのも有名な話。
つまり、日本自動車メーカーが中国で売っている現地生産モデルは純粋な日本自動車メーカー製でないもの・・となるわけですが、
この理屈などを知らない方が意外と多いんですよね。
ということで、今回はそれも含めたお話を。
ホンダが2035年までにBEVのみ販売する・・と発表しました。中国で。
もちろんこの中国向けモデルというのは現地生産車であり、グローバルカーではありません。
なので、この方針も現地の合弁会社、つまり中国政府の意向が入っていると思って良いです。
かなりの拡大解釈ですけどね。
で、2024年には2つのモデルが、2025年に1つのモデルが販売されるとのこと。
それらが e:NP2、e:N SUV、e:N GT となります。
また2027年までに10のBEVを中国で販売するといった勢いのある展開となっているわけです。
そして生産は広汽本田汽車と東風本田汽車のいずれかによって製造されると思われ。
雰囲気的には東風本田汽車っぽいんですが、この東風本田汽車ってのは東風汽車と本田技研工業の合弁会社です。
そしてこの東風汽車ってのはプジョーやシトロエン、日産、インフィニティの合弁会社もあったりするわけで。
もちろん自社の車もあり・・
こういう車もあります。
あれ?ホンダの中国向けのBEVのデザインに似ているものがここにあるぞぉ(棒
そんなわけで中国で独資でできてる自動車メーカーはテスラくらいなはずで、古くからのメーカーは合弁です。
たとえトヨタでも合弁です。
なので、それらは基本現地向けモデルとなります。
そして合弁なので売り上げは日本自動車メーカーだけのものではありません。
そして中国は資産の持ち出しを制限しているので、基本それらを持ち出せません。
ということで、多くの自動車メーカーは
・現地で安く部品を作り、輸出しそれを買う
・台数はカウントする
そのような運用をしているところがほとんどです。
ホンダの電気自動車の話もいきなりに思う方も多いと思いますが、これらの画像を見ると、本音と建前が見えてくる事だろうと思います。
これはトヨタも同じ。
中国向けのbZ-3はBYDですからね。
そして中国向けなので日本には入ってきません。
グローバルモデルとして作っていない限り。
まぁ、メーカーとしては旨みがないですから。
ということで、中国市場はいまだに特殊である・・と知らない方はいい機会なので知っておくと良いと思います。
本日はここまで。
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