2022年のイギリス新車販売はBEVが増えました。
さて、日本ではBEV懐疑派の声が大きいように思うわけですが、なぜにそれだけ否定するのか?
それらの発言があまりにも視野が狭く、発表済みのことも反映されず、極論が多いのでぶっちゃけ辟易しています。
そして「トヨタがそう言ってるから正しいんだ」とマジで言う人もいるので思考停止って怖い・・と思うわけですが、
その方達はわりとハイブリットが世界を席巻しているから日本車潰しで云々・・みたいなことを言われたりもします。
ということで、現実を直視すべくイギリスの現状を見てみましょう。
出典:SMMT
イギリスの2022年の結果がこれです。
パワーユニットの種類ごとに書かれていますが、HEV、BEV、PHEVが増えたと言う結果に。
これをみて、トヨタすげぇ・・と思う人もいるとおもますが、ハイブリットは他社も含んでいますのでご注意を。
そしてこのイギリスの新車販売台数とトヨタのイギリス販売台数を比べてみましょうか。
左が新車販売の合計です。そして一番右がトヨタの新車販売。 ※台数のソースはトヨタ発表
そしてBEVの新車販売を間に挟んでみました。
ちなみにトヨタの新車販売のうちハイブリットは9割を超えていると思われます。※イギリスの2021年実績から。
イギリスは他のヨーロッパ諸国と比べてハイブリットの割合が高くなっていますが、それでもこれくらいです。
ちなみにドイツなどでは数%と一気に少なくなります。ニーズの差があるんでしょうね。
何を言いたいのか?
イギリスではすでにトヨタハイブリットより電気自動車のほうが多くなりましたよ・・ということです。
そして最新の数字も見ておきましょう。
出典:SMMT
BEVの増加率がとってもとっても高いですよね。
以前からディーゼルユーザーの多くがBEVにシフトしている傾向が見られましたが、販売台数からするとそれが如実に出ていますよね。
そしてPHEVの需要が意外と少ないということも見て取れます。増えてはいるけどディーゼルよりちょい多いくらいなので。
これからもBEVシフトが続いているということが明確になるわけで。
この市場にBEVに力を入れる・・というのはこれらの数字からも理解できると思いますが、
あいにくbZ4Xはのんびりしていますので、その間に他の選択肢が選ばれてしまうというチャンスロスが発生してしまいますよね。
つまり、埋めれるものがないのでハイブリットを推すしかない・・という現状が見えてもきます。
今後どんどんBEVが増えていくことは間違いないわけで、新車販売で40%台になるのも数年で到達する可能性も。
そうなった時に売るべきBEVがなければシェアがどんどん減っていくとなります。
なので、急がないといけないわけですよね。
ということで、数字からすると「口動かさずに手を動かせ」みたいな状況になっているように思います。
なるべく遅らせるべくロビー活動するのもわからなくはないですが・・
そんなわけで、日本自動車メーカー(トヨタ)を潰すためのBEVシフトなんだ!・・という陰謀論を前提に見た場合、
すでにその目的は達成できたようなもんですよね。
どう考えてもこの流れは続きそうですから。
ということで、実態シリーズでした。
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