クラウンのSUVということで話題の「クラウンスポーツ」とは?
クラウンスポーツはトヨタが2023年4月に発表したクラウンシリーズのSUVとなります。
プラットフォームはカムリ系のTNGA-Kとなっており、RAV4系とも言えます。
このモデルは2021年12月の「バッテリーEV戦略に関する説明会」で出ていたモデルとなります。
・・が、大人な事情でBEVは販売延期となり、HEVとPHEVの2本立てとなりました。
これでBEVを出してセダンでFCEVを出して、「はい、全方位!」という予定だったであろう・・というのは容易に想像できますが、その後のBEVの問題により延期となったのは正しい判断と言えましょう。
クラウンスポーツはデカいと言われていますがどうなのか?
そんなクラウンスポーツ、世ではデカいと言われています。
そのサイズは・・
全長4710mm、全幅1880mm、全高1560mmです。
確かに立体駐車場の全高1550mmよりは高く、使いづらいように感じますよね?
そもそもその高さだと全幅もアウトな規格の立体駐車場と思いますが、最近の規格では楽勝だと思われます。
それらの「個々の家庭の事情」は色々ありますが、それよりも大事なのは街中での使いやすさ・・でしょう。
それに対しクラウンスポーツはどうなのか?
東京都内の今時スポットで考えてみましょう。
でもその前に基本的なサイズ感ですが・・
・Dセグメントのセダン/ワゴンより短い
・SUVとしてはルーフが低い
・全幅は1900mm以下
このようになります。
では都内のオシャレスポットの機械式駐車場に対応するか?
見ていきましょう。
都内のおしゃれスポットの機械式駐車場に対応するのか?
最近の新しい建屋であれば横スライドで入庫するタイプの機械式が多いですよね?
その場合、多くはルーフ高は2パターンあったりします。
でも問題は幅です。
これは1900mm以下がほとんど。
つまり、1900mm以下は鉄板です。
まずは表参道ヒルズから。
全幅は1900mm以下、全高は2パターンありますが、ハイルーフ側で入ります。
六本木ヒルズを見てみましょう
六本木ヒルズは多くの駐車場がありますが、代表的なのがP1でしょう。
ここも1900mm以下、そして全高は1.65mと1.95mmまでがあります。
ここの場合、4レーンありますが、その全てに入れることが可能といえます。
ちなみに私の車の選定の前提はここに入ることだったりします。
ちなみにアウディQ5などの1900mmぴったりの車幅はアウトです。
次に東京ミッドタウン日比谷
こちらも幅1900mm、全高は2.05mと問題なしですね。
尚、東京ミッドタウン(六本木)の機械式もハイルーフで問題なしです。
これらのように最近の往復式機械式では全幅1900mm以下であれば対応可能であり、
また全高もハイルーフ向けでないレーンでも入れるところがありますので、
クラウンスポーツは都内のそれらのスポットでも使いやすいサイズ・・と言えましょう。
まとめ
よく、「都内は電車があるから車はいらない」みたいに言いますが、縦の動線は意外と悪く、
荷物が増える買い物が絡むと自動車があるほうがはるかに便利です。
そして意外と駐車料金がかからない(=サービスが多い)ので、それを知るとそうではないということがよくわかるわけです。
・・が、自動車移動についてはそのいく先の駐車場事情で利便性が変わったりします。
その駐車場事情に対し、自動車がマッチしているか?・・が「使いやすさ」として差が出るわけですが、
外出で駐車となればドアパンチも気になりますよね?
機械式に入れれるとその心配もないので、機械式に入るということは重要です。
クラウンスポーツはそれらの観点から見ても最近の施設の機械式には問題なく入庫できるサイズであり、
またDセグメントのセダン/ワゴンよりも短いので、取り回しにも有利なことがわかります。
ということで、東京都内では使いやすいサイズのSUVということになりそうです。
お時間あるときにぜひどうぞ。noteも書いてます。