さて、ダイハツ/トヨタの件でリコールが続発しています。
印象的なのはタイでの不具合では豊田会長が出向いて謝罪。
その後、日本国内で情報漏洩、試験不正、そして今回の燃料ポンプの件が立て続けに起きていても国内向けにはタイのような動きは1mmもありません。
普通に考えて、国内ユーザー軽視なのか?・・と思いますが、日本の企業文化を肌で知る日本人が相手だと空気読んでくれるかな?・・くらい考えているのかも?・・しれません。
知らんけど。
いずれにしてもダブルスタンダード状態に思うので、ぶっちゃけ「出たがり」をやめたほうがいいと思うんですよね。
出過ぎているから、その避けているように見えるわけですし。
でもって、自動車メーカーは「できた車」で評価されるモノだと思うので。
そんな不具合祭りでも問題になりづらいのは「影響力」のせいでしょうけど、この問題、実は長く続いている問題なんです。
たとえば今回の件の資料は・・
2年前の燃料ポンプのリコールと一語一句全く同じです。
挿絵も・・
全く同じです。
これはつまり、分けてリコールをかけていますが、流れは続いている・・ということです。
これは一度に全てをリコール対応すると対応しきれないことから分散させている・・と言えましょう。
その原因はデンソー製のポンプというのは確定しています。
つまり、デンソーのポンプの中の樹脂インペラーがガソリンにより経年変化で膨潤してクリアランスが詰まり回らなくなる・・ということですね。
そしてこの件、掘り下げるとホンダやスバル、そしてマツダやスズキ(推定)でも出ているんです。
注)デンソーだからといってトヨタ系だけに売っているわけではありません。なんなら欧州車で有名なボッシュやコンチネンタルの制御をトヨタも使っていたりもします。
それはいつから続いているか?
「整形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤」という文言で消費者庁サイトで検索してみたのがこちら。
出典;消費者庁
一語一句変わらず同じ部品で同じトラブルがある・・というのは偶然ではないですよね。
ホンダのそれはデンソーなのは確定しているわけですので、スバル・マツダの車両もデンソー製ということが他媒体の取材で判明しています。スズキは正しくは拾えていませんが、文面が一語一句同じなのでデンソー製と同じインペラーだと思われ。
つまり、2020年3月から現在までの一語一句かわらず引っかかるこれら全てが同一の問題によるリコールということです。
注)今回のダイハツのリコールは新しいのでここに反映されていません。
これら全て見ていくと、その不具合件数に割とドン引きするわけですが、ここに出ている「トヨタ ノア他」の2つを比べると・・
全く同じですので、これらが連続的に続いている問題であるということがわかりますよね。
日経クロステックの記事でもこれは取り上げられていて、そこにはトヨタ588万個、ホンダ402万個、ダイハツ96万個、マツダ25万個、スバル20万個と出ています。
つまり約1131万台という途方も無い台数が大層となった大規模リコールということなんですね。
ちなみに国内で現在発表されているリーコル総数は178万4000台です。
海外が圧倒的に多いと思われますが、この問題、まだまだ続きそうに思います。
でもビッグニュースにならないこの問題。
どうなんでしょうね?
そんなわけで、意外と根深い問題が続いているこの件。
まだまだ続きそうな予感がします。
ぶっちゃけ、コミュテーターの摩耗で寿命はいいけど、この膨潤ってのはいただけませんわな。
で、タイで謝罪してもこれらには無反応で、-234℃で液化した水素の話題で同日(だったと思います)顔出ししているのをみると、何ともな気分になります。
ということで、今回はここまで。
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