みなさん、こんにちは
さて、「日本ではBEVからハイブリッドにシフトが始まった!」みたいに目先の数字できゃっきゃいうてる方達がいますが、
実際のところはBEVシフトの過渡期に送る事象なわけで。
それは環境対応の都合、内燃機単体だったものがHEV(マイルドハイブリッド)になっていくことで起こる事象ですが、
そういう視点もなく浮かれている媒体を見ると本当辟易しいます。
いわゆるアクセス数目当てとも言えますが、逆をいうとそういう層が多いとも言え。
残念ですよね。
なので世界では内燃機単体(ガソリン/ディーゼル)が減り、HEVが増え、そしてPHEVは横ばい、そしてBEVが微増〜増加・・といった流れが続いています。
このHEVが噛むのはメーカーがガソリン車単体をやめて後継モデルが48Vになったので、なし崩し的にそうなるという言い方と、
コスト的に今までとさほど変わらない水準で48Vが買えるということでそうなっていくわけで、
逆に電気自動車がまだ相対的に高価である・・・ということは間違いなく言えることです。
・・が、これらはどんどんと変わっていく予定。
なぜか?スケールメリットが出てくれば下がっていきますので。
そのスケールメリットを作り出すのに有用なのは中国の活用です。
なにせ市場は大きいですからね。
内燃機やハイブリットもスケールメリットが現在あるのでその価格なんですよね。
電気自動車が増えればそれらのスケールメリットは削られ、価格は高価になります。
よく中国市場から撤退!・・みたいにいう方がいますが、それをやるだけで1割以上の価格上昇が起きることは確実です。
そんな中国では海外勢が電気自動車で苦戦中。
日本の自動車メーカーは独自のモデルではなく合弁の現地企業のものを活用し展開していますが、
これは下手すると中国メーカーに塩を送ることになるんですよね。
なので、その内容が気になりますが、そんなところにBMWが大きな追加投資をする話がでてきました。
中国の生産拠点に27億6000ドルを追加投資する計画・・と発表しました。
これによりBMWの新たな電気自動車、ノイエクラッセ専用ラインがつくられるとのこと。
もちろん中国特有のリスクも加味した展開とのことですが、中国依存ってのはなかなか脱することはできなさそうですよね。
で、これによりBMWはノイエクラッセの数を生産できれば、部品の単価を下げることが可能になります。
その結果、利益の確保と価格低減が可能になっていくわけで。
となると、それらの効果が出るのはやっぱり2027年以降になってきそうですね。
そのあたりから市場の変化が顕著になっていくようなきがします。
本日はここまで。
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