さて、しばらくネタにしなかった自動車の新車登録統計について見てみましょう。
車好きな方でしたら肌で感じておられるんじゃないでしょうか?
「車が売れてる感がない」
どちらかというと、みんな車検通してますよね?・・な感じ。
3年ごとの買い替え組が買い替え率が減って車検を通した人が多くなった・・という印象といいましょうか。
若者の車離れや高齢者の自動車卒業だけでは語れない動きに思えたり。
その数字がこれ
2019年12月の統計です。
2019年度の累計も出てますよね。
トラックメーカーと輸入車は除外しました。
※これらメーカーのトラックは含まれます。
12月単体でマツダとダイハツ以外は前年比100%超えてません。
だからといってマツダすげぇ・・とはなりません。
はい累計見ましょう。
トヨタ強すぎ
ダイハツもすげぇ
分母は別として。
で、マツダは見ての通り。
多くは言いませんが、本田の半分ですねぇ(トオイメ
そんなことはいいんです。
なんにしてもすべての合計では前年割れです。
1割以上ダウンしてるのは結構きついですよねぇ
で、輸入車は
こんな感じ。
シェアトップ20ですが、トップ5全て前年100%割ってます。
国産車は追い込んでみませんが、輸入車はもうちょい踏み込んでみましょうか
はいこれ
10年間の各メーカーの推移(抜粋)
オレンジ色は販売台数前年比増です。
グレーは前年比減。
こうみるとね、アウディの一人負けが浮き彫りに。
そして好調だったBMWグループも頭打ち
プジョーシトロエンは好調ですよね。
で、トップシェアのベンツはここにきて初の減
何がすごいって、ポルシェがずーーーーーーーっと増。
5年で見たらもっと明確ですよね。
プジョーシトロエン、ジープ、ボルボ、ランドローバーは増なんですよ。
ほんとポルシェは別格。
こんな感じで輸入車も45000台以上のトップシェアグループは頭打ち。
で、3番手グループの躍進がすごいって感じでしょうか?
まぁシェアトップ3の入れ代わりはありそうですが、その下グループと大きく入れ替わることはないでしょう。
ただ、前年比ではプジョーシトロエン、ジープ、ボルボは増が続きそうな予感。
それでも前年より悪くなってるわけで。
それくらいシェア上位の頭打ちがあるってことですね。
ということで、総じて自動車の購買意欲の低下が見て取れます。
要因はいろいろありますよね。
・購買層の景気感が悪い
・自動車の機能追加が踊り場状態なのが多いので待ち
・EV待ち
・自動運転レベル向上待ち
・新型車待ち
などなど
でもなんにしても「若者の〜」だけが原因ではないですね(笑
さて2020年はどうなるんでしょうね?
EVが加速するのか???っって思うんですが、テスラ もそろそろ販売台数を公開してほしいもんですねぇ
そんな感じですが、ポルシェは強いってことで(笑
ということで、今日はここまで。
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