みなさん こんにちわ。
さて、日本の媒体はパリ協定についてはガン無視。
そして日本の再エネ、特に洋上風力発電についての計画も見て見ぬふりをし、
欧米のBEV戦略に乗せられるな!・・みたいな論調をよく見るんですが、
これって高等(でもないけど)な国力低下を狙った誘導か?・・とか思う今日この頃です。
そんな陰謀論のような話な段階で信憑性は低くなると思いますが、
だったらなんでヨーロッパ はユーロ7を進めるんだよ?・・と聞いてみたいわけで。
ユーロ7ってのはユーロの新たな排ガス規制のことです。
これ、とってもハードルが高くクリアするには補機などで準拠させる必要がありますが、
それにかかるコストが結構莫大なので、であればBEVにするわ〜・・ていうのが加速中。
でもエンジンはしばらくあるので、どうにか対応はさせるわけですが、
分散するとコストメリットが薄れるのでどこもかしこもエンジンバリエーションを減らしてきています。
欧州委員会は2035年にはICE車販売終了・・を求めていますが、それ以前にハードルがあるということですね。
そのユーロ7は2025年に発効すると予想されており、各メーカーそれに合わせるために躍起になっています。
BEVを進めたい理由もわかりますよね。
ちなみにそのユーロ7、ハイブリットが自慢のトヨタさんでもプラグレスカーは多くがNGになる予定。
※現在予想される内容による
そんな流れでメルセデスから「エンジンバリエーションを半分にする」との話が出てきています。
オートカーのインタビューではありますが、AMG C63が4気筒になるということですね。
ユーロ7は車の診断システムで約24000kmごとに排出量をチェックするらしく、
その実装にかなり費用がかかるので、バリエーションを減らしまとめていく・・ということが、
起きてくるということらしい。
規制対応以上に諸々が増えると、そりゃBEVに変えたくなりますよね。
さて、日本メーカーはこれに対応できるんでしょうか?
特にマツダあたり、かなりハードルが上がってそうに感じます。
どうなることやら。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。