みなさん こんにちは
さて、世界は2050年カーボンユートラルというパリ協定の目標にむかうべく、
いろいろな変化が起きています。
自動車産業においてはBEVが内燃機の代わりとなるよう欧米が先行し進んでいます。
となると、それらエリアでは先行して環境規制もかかってくるわけです。
もちろん、それらに向きあい、その方針に乗ることがその地域での高評価につながりますよね。
日本の自動車メーカーは欧州での販売はわずか。
中国は地消地産スペシャルを現地合弁会社で作っています。
・・ので、グローバルで一番大きい市場はアメリカということで、
そのアメリカの動向に合わせて動いていました。
そのアメリカではトランプ政権時にパリ協定を離脱。
トヨタはその政権時にいろいろと議員に働きかけていました。
・・が、バイデン政権に代わりパリ協定復帰。
今までの流れが大きくここで変わったわけで。
トヨタの最近の話もそれ以降に出てきていますので、
如何にその影響が大きかったか?・・が垣間見えるわけです。
かつてはプリウスを上手く売り込めたトヨタ、
今回は同様にはいかなくなったのが現状と言えましょう。
そんな悲喜交々なことがあっちこっちで起きていると思われますが、
ヨーロッパはその流れが変わることがないので、
そこで商売をするならその地向けモデルは必須ですよね。
もちろん取り組みの前向きさPRも。
ということで、韓国のヒュンダイグループ、KIAは2035年までに内燃機やめると発表しました。
もちろんBEVの展開も進めていますが、地域限定とはいえ発表するというのはその姿勢をPRしたいから・・ということでしょう。
ヒュンダイ自体も同様に発表していますので、ヨーロッパで展開するヒュンダイ/KIAは同じイメージになったと思って良いでしょう。
ちなみにヨーロッパではトヨタよりヒュンダイのほうがシェアが上です。
そんなヒュンダイグループ、ヨーロッパ以外も2040年にはBEVに切り替える予定。
そして2045年には生産拠点もゼロエミッションにすると言われています。
そのように色々とその取り組みが発表されており、
他のメーカーも同様に内燃機の廃止を発表していますよね。
ジャガーは2025年、
アルファは2027年、
ロータスは2028年
オペルは2028年
フォードEUは2030年、
ボルボは2030年 などなど
ということで、日本のメーカーもこれにぶち当たっていくんでしょうねぇ
ホンダ、高みの見物。
今日はここまで