みなさん こんにちわ。
あるいは こんばんわ。
さて、世は電気自動車な流れが押し寄せているわけですが、「電気の次の二番目の策はFCEV」というのが大まかな流れになってきていますよね。
水素エンジンはぶっちゃけ将来性は無いです。
ゼロエミッション が確実視される中で多少なりとも排ガス出すので。
もちろんe-Fuelはゼロエミッション車以外の延命の方法では使われるでしょうけど、将来的な新車販売については無いと考えておくべきでしょう。現時点においては。
もちろん、「排ガス出していい市場」では別ですが、3大市場は変わって行くので遅から早かれな話になっていくと思います。
で、その水素ですが、理想的なのは余剰分を使っての水分解による生成。
それでないと意味がないと既に言われているわけで、オーストラリアで褐炭を数多くの工程を経て電気も船も燃料も使い運んでくるという計画は利権ありきでそれらの理想とは程遠く。
そして先のG7で石炭火力廃止の流れが決まり、石炭自体の活用がいろいろと制限されると予想される中、オーストラリアのそれらがそのまま行くのか?
そもそもそれができるならオーストラリアは自国のためにその水素を使うんじゃ?・・とか色々と推測できるわけですが、2035年ごろにはそれも判明することでしょう。
なんにせよ、エネルギーの地産地消がウクライナの件で大事ということがわかったので、「他所の国から運ぶ」というのはリスクしかないわけですから、短期はいいとしても長期計画としては見直していかないといけないのが現実なんでしょう。
そんなところに「トヨタ 水素カートリッジのプロトタイプを開発」とのニュースが。
画像出典:トヨタ
はい、プロトタイプです。
サイズ(プロトタイプ) 直径約180mm、全長約400mm
質量(目標) 約5kg
今後、仕様やデザインの変更の可能性あり。
質量目標(タンク満タンで5kg程度)はバルブ、プロテクター部除く。
用途にあわせて今後複数の種類を検討。
一般的なFCシステムで発電する場合、水素カートリッジ1本あたり一般的な家庭用電子レンジが約3~4時間運転できる電力量を想定(今後検討する高圧水素タンクの前提で電力量は約3.3kWh/本を想定)
・・と。
つまり、ぶっちゃけまだガワだけということも考えられます。
よくあるモックアップですね。
で、これがそうでないにせよ、「これ、アレじゃん」と思うことが。
半月前に発表された話です。
ヨーロッパの新興企業NumXが水素カートリッジ式の燃料電池車を発表したんですね。
2025年に発売予定です。
アメブロでネタにしました。https://ameblo.jp/atimot-e/entry-12742684648.html
そのタンクはこれ。
ピニンファリーナが設計に入っており、なかなかなインパクトの燃料電池車です。
このカートリッジ交換はそれぞれ30秒で可能とか。
そしてその走行可能距離は800km。
スペックは300hpの出力、200km/hの最高速、0-100km/h6.5秒がエントリーモデルらしい。
後輪駆動です。
AWD版は550hp、250km/hのトップスピードで0-100は4.5秒・・らしい。
価格はエントリークラスで約875万円。
発表はパリモーターショーとのこと。
ここまで発表できるのはプリプロダクションが行われていて、かつ実用性は確認済みということになるんでしょう。
個人的にはカートリッジ自体が爆弾に流用できるやん・・と邪推してしまうわけですが、結構な爆発力がありそうに思います。
そんな感じですが、その前提で今回のトヨタの発表を見ると・・
「もしかして、(以下自粛)」
さて、きっちり稼働しているそのカートリッジ式がいつお披露目されるか?
期待したいところですが、特許って回避できるんだなぁ・・とつくづく思いますよね(笑
本日はここまで。
アメブロも書いてます。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。